WORK 147

RH

外壁はコンクリートを打放し、無垢の木材を要所に使用することで、「素材」の良さを引き立たせた最小限の要素で構成された賃貸マンション。職人の手仕事の痕跡が残る自然素材による仕上げは時間の経過とともに「経年変化」していくことで、このマンションの味わいとなり付加価値をもたらしてくれます。

建築データ

  • 構造

    壁式 RC造
  • 所在地

    静岡県沼津市
  • 築年数

    新築
  • 階数

    5階建て
  • 建築面積

    289.59㎡(87.61坪)
  • 世帯数

  • 性能

RH外観(昼)

外観 Facade

外壁はコンクリート打放し。エントランスの壁・天井も同じくコンクリート打放しだが仕上げ方法を変えることで異なる表情を与えている。

RHアプローチ(昼)

外観 Facade

RH外観夜景

外観 Facade

外観夜景。

RH外観エントランスアプローチ

外観 Facade

RH駐輪場

駐輪場・駐車場 Parking

駐輪スペースと宅配ボックス。

RHエントランス

エントランス Entrance

エントランスと駐輪スペースの壁面には杉板型枠(浮造り加工)仕上げになっている。一枚毎に型枠の厚みを変えることで凹凸を出している。

RH館銘板

エントランス Entrance

様々な(ひと・もの・こと)が掛け合わさっていくことで生まれるものづくりの愉しさを想い、館銘板にはRH「×」となっている。

RHエントランス正面

エントランス Entrance

コンクリートの中に無垢の木材が彩りを添えるエントランス。

RHエントランスホール

廊下・ホール Hall

2m角の木製格子を2枚入れただけのシンプルなエントランス。格子の枡目にレジンを流し込むことで表面を平滑にし、レジンを乳白に変化させることで、中庭の木々の陰影が重なり幻想的な雰囲気を演出する。

RHエントランスホール夜景

廊下・ホール Hall

エントランスホール夜景。

RHワンルーム

LDK Living dining kitchen

北側1階のワンルーム。本来需要の低い部屋だが、他の部屋とデザインを変えることで付加価値を持たせた。

RHワンルーム

LDK Living dining kitchen

水回りと収納を衝立壁で仕切っただけの、がらんどうの空間。どう暮らすかは住まい手に委ねている。

RHワンルーム

収納 Storage space

衝立壁で仕切られたウォークインクローゼット。

  • 設計

    和知 祐樹 石川 博美

  • 大工

    木工事:池田 純 RC:青木 伸司 渋谷 宗則