10/23~24 東京都世田谷区にて新築住宅完成見学会 開催
2026.10.23~2026.10.24
同一の敷地内に新築住宅が2棟完成。こだわりの注文住宅と戸建て賃貸住宅、両方をご覧いただけます。

トドマツ マッシブホルツ 壁構造 コミュニティ
間伐材を活用したマッシブホルツのお住まいです。
北海道に植林されたトドマツは主伐期を迎え、しかしその間伐材は使用用途が充分に確立されておらず、利用推進が滞っています。
こちらのお住まいはそんな間伐材を隙間なく敷設し、ビスで接合して強靭な厚板を形成、屋根・床に用いることで「頑強な構造」を得るとともに、「間伐材の有効活用」も果たしています。
現在二人暮らしのご夫婦は、将来的にこのお住まいを地域のコミュニティの場にしてほしいとのご希望をお持ちでした。
いずれは公共施設やカフェとしても活用できるよう、ご夫婦のプライベートスペースは2階にコンパクトに集約し、1階は30人以上を収容できる大空間としたお住まい。
地域の未来を見据え、次世代へと受け継がれる建築の提案です。
( 写真:水上ゴロウ写真事務所)
2018年グッドデザイン賞受賞 受賞概要はこちら

北海道という土地柄、冬を快適に過ごすために配置にも工夫を施しました。
冬季の日射を最大限に採り込むべく、妻面が南北正対になるよう配置。雪が均等につもり、均等に溶けるよう左右対称のデザインとしました。

建物南面には夏季の強い日差しを避けるため、遮光ルーバーを設置。機能性のみならずデザイン的なアクセントにもなっています。

1階のパブリックスペースはマッシブホルツならではの柱のない70㎡の大空間。
30人以上を収容できるスペースはワークショップやセミナー、コンサートなど様々な用途に使えます。
両壁面ともぐるりと収納空間を設けました。

テラスからエントランス方向を見る。
壁面の収納は扉を閉めることで壁と一体化します。
床下には蓄熱型床暖房が埋め込まれており、蓄熱タンクを温めたあとの廃熱を有効に活用しています。

ご夫婦のプライベートスペースは2階に集約しています。2階は独立架構としているため、理論上は撤去も可能。将来的な使用用途によって、空間を自由に再デザインできます。

2階の中心に据えられたコンパクトなキッチンユニット。

キッチンの側面・背面は収納ユニットとなっています。

寝室の反対側にはリビングスペースを配置。天井が高く、広々とした開放感があります。

建物北面は最大限の採光を得るべく全面ガラスを採用。漏れいづる柔らかな光が、雪景色を暖かく照らします。