10/23~24 東京都世田谷区にて新築住宅完成見学会 開催
2026.10.23~2026.10.24
同一の敷地内に新築住宅が2棟完成。こだわりの注文住宅と戸建て賃貸住宅、両方をご覧いただけます。
外土間 内土間 吹抜け ガルバリウム ボタニカル
職人の心意気に共感される旦那様と、インテリアにこだわりのある奥様。お二人のご意見を「大工仕事による木のあらわし」によって融合させたお住まいです。 隣接する公園や高低差のある眺望など、恵まれた周辺環境を借景すると共に、内部は大工の手仕事によるハンドメイド感を強く意識しています。 外土間・内土間によって内外を緩やかに繋ぎ、屋内は大きく開かれた吹抜けによって1階と2階を開放的に繋ぐことで、敷地面積以上の広さを感じるレイアウトを実現。 大きな開口から光と風をふんだんに取り入れた、自然と調和するボタニカルな住まいとなりました。
経年劣化し辛いインダストリアルなガルバリウムと、月日と共に変化する大工仕事の木材、全く異なる組み合わせが印象的な外観。
木部の鮮やかなマホガニー色は年月と共に退色し、ガルバリウムの壁に調和していきます。
意匠性と汚れ防止の観点から、外部から見える方向の壁には縦方向の継ぎ目を無くしています。
駐車場のスリットは割れ防止と意匠、そして駐車する際のガイドの役割を果たします。
計画地が少し傾斜しているため、このスリットに合わせて駐車することで左右の傾きが均等になるよう高さを調整しました。
二層分の高さがあるダイナミックな外土間。構造材である梁は通常は隠しますが、今回は木造の家の力強さを表すため敢えて露出させています。軒天・扉はガルバリウムとのバランスを考慮して木材で製作しました。
軒が深いため小雨程度では洗濯物は濡れません。また、土間上部に設けた開口との組み合わせで、夏の日差しは遮り、冬の日差しは採り入れるパッシブデザインも実現しています。
マホガニー色の柱の足元、シンプルな柱脚金物はこだわりの逸品。小さなパーツですが、住まいの外観をぐっと引き締めてくれるアイテムです。
同様に外壁周りの樋やフードカバーといった細部にも、熟考し、選別した製品を採用しています。
自転車がご趣味の旦那様のための広い内土間は、自転車置き場として、そして整備、トレーニング、仲間との集会場所として、様々な用途に使える便利な空間です。
大きなサッシを開放すると内土間・外土間が繋がり、内外を一体化して使うことができます。
内土間の上部は大きな吹き抜け空間。柔らかに降り注ぐ陽光と屋外の緑、木の質感を生かした構造材の組み合わせが、自然と調和したボタニカルな空気を生みます。
この吹抜けは、玄関をくぐった瞬間の空間の広がり、内土間にいる時の開放感、LDKにいるときの空間の伸びやかさといった、面積以上の抜け感を演出すると同時に、
外部からの視線を遮る働きもあり、更にはトップライトとシーリングファンが空気の撹拌することで室温を均一に保ち、空調の稼働を抑える機能も持っています。
限られた面積の中で吹抜けを設けることは一見無駄にも思えますが、部屋にしてしまっては得ることのできない価値をもたらしてくれます。
トイレ以外には壁らしい壁を設けず、空間の広がりを最大限に活かしたLDK。
リビング空間は梁をあらわし、高さを感じる勾配天井を採用しました。通常下地材に使うことが多い「シナ合板」により、より印象的な空間に。
奥様のセンスで纏められたおしゃれなキッチン。
ペンダントタイプのエジソン電球がシルバーのキッチンに良く映えます。
大工が製作したダイニングテーブルは敢えて無骨に設計し、LDKの主役としての存在感を主張させています。
キッチンをぐるりと回り、カウンターも兼ねるユニークなデザインです。

キッチンの腰壁、パントリーの紺色は、インテリアのメインカラーとなる紺色を使用。建築物(ハード)と内装(ソフト)とつなぐ役割を果たします。
吹抜けに面して設けたスタディスペース。カウンターはダイニングテーブルと高さを合わせているため、椅子をくるりと回転して移ることができます。
LDKに於いてはダイニングテーブルが主でありカウンターは従であるため、主張を抑えて小口を斜めに加工しました。
カウンター正面は非常に大きな開口部ですが、筋交い、吹抜けが緩衝地帯となり、外部からの視線が気になりません。
リビングの片隅には二方向に設けられた大きな窓。西には大きな桜のある公園があり、北面は崖になっているため遥か遠くまで見渡せます。
設計士が現地調査に訪れた際、この二方向の絶景を発見し「この敷地の恩恵を最大限に活かせるのは2階リビングだ」と確信したことが、プランニングのスタートとなりました。
狭い空間を作りたくないというご要望により、洗面脱衣室とトイレは一つの空間としています。
この空間のインテリアは全てお施主様のご趣味を活かしたもの。
洗面台とトイレの間の腰壁は、身長の異なるご夫婦ともにギリギリ気にならず、空間の広がりを感じられる高さに調整されています。