WORK 8

湘南マリンスタイル

高台にある敷地を活かし、LDKや浴室は眺めの良い2階に配置。特にLDKの大開口は眼前を遮るものがなく、海と空がどこまでも広がる開放感に溢れています。 通常壁紙を貼ることが多いアクセントウォールに、今回は塗装壁を採用。 扱いが容易なため、3か所の壁全てをお施主様がセルフペイントされました。 湘南の海と共に暮らす、マリンスタイルがテーマのお住まいです。

建築データ

  • 構造

    SE構法
  • 所在地

    神奈川県鎌倉市
  • 築年数

    新築
  • 階数

    2階建て
  • 建築面積

    86.77㎡(26.25坪)
  • 世帯数

    単世帯
  • 性能

    長期優良住宅
崖上の立地で安全性と法律面を考慮した外観。2階のはね出しをしっかりと確保している。

外観 Facade

高台という敷地を活かし、海に面する南面に大開口を設けた。2階部分の跳ね出しを最大限確保しつつ、崖上の物件ということで安全面・法律面を考慮し、基礎部分を可能な限り崖から離すよう計画。

北面外観

外観 Facade

北面外観は大きな軒が特徴。中央に玄関アプローチを設定している。

湘南の海を見渡せる大開口の窓が特長のLDK

リビング Living

眼前に湘南の海と江の島が広がる、開放感溢れるLDK。

レッドシダーの勾配天井

ロフト Loft

レッドシダーを貼った勾配天井。レッドシダーは一本一本木目が異なるため、組み合わせ次第で美しいアクセントとなる。

テラコッタ調のタイルを採用したダイニング

ダイニング Dining

ダイニングスペースとキッチンの床にはテラコッタ調のタイルを採用し、空間を柔らかく区切っている。

海を存分に眺めることができる大開口の窓

ダイニング Dining

跳ね出した南面の開口は眼前を遮るものが何もなく、海と空を存分に楽しむことができる。

相模湾を見下ろすダイニング

ダイニング Dining

食事をしながらゆったりと大開口の窓から眼前の絶景を堪能できる。

使い勝手の良い対面型キッチン。キッチンカウンターは製作家具。

キッチン Kitchen

使い勝手がよい対面式のキッチン。飾り棚と折り畳み式のキッチンカウンターは大工が造作。

大空間のリビング。アクセントウォールが特徴。

リビング Living

大開口の窓から絶景を眺めつつ、ゆったりと過ごせる大空間。アクセントウォールの後ろは洗面、浴室になっている。

リビングのアクセントウォールはポーターズペイント。壁に直接小物を収納できる。

インテリア Interior

お施主様自らペイントされたアクセントウォールは、味わい深い質感の「ポーターズペイント」。壁に直接小物を収納できるようになっている。

手摺を透明にして絶景をより楽しめるようになった広いベランダ

ベランダ・バルコニー Veranda and balcony

湘南の海を見下ろす自慢のバルコニー。手摺りをガラス製にすることで風景を余すことなく堪能できる。

海をモチーフにしたマリンテイストのトイレ

トイレ Water closet

鮮やかなブルーと白の対比、そして貝殻を用いた照明が強い印象を残すマリンテイストのトイレ。奥様が手書きされたタイルも海をモチーフとしている。

トイレの照明には巨大な貝殻を採用

照明 Lighting

照明の貝殻は以前お施主様が雑貨店で購入され、何に使おうかとアイディアを温めていたもの。照明カバーとして使用した。

相模湾を見下ろすバスルーム

洗面・浴室 Sanitary

2階に設けたバスルームはバルコニー側に窓を設けた。ゆったりと入浴しながら、湘南の海と江の島を眺めることができる。

アクセントウォールがおしゃれなランドリールーム

家事室 Housework room

家事を効率的にこなせるランドリールーム。

洋室もポーターズペイントのアクセントウォールを採用

洋室 Room

寝室は奥様のお好きな紫で統一。アクセントウォールとインテリアファブリック、小物の色調が揃えられているため、まるでホテルの一室のような印象に仕上がった。

  • 設計

    角谷 良一  山田 徹

  • 大工

    大山 慶人