WORK 68
88㎡のマンションが、ワンランク上の上質な空間に生まれ変わったトータルリノベーション。 マンションにありがちな長い中廊下、細かく仕切られた間取りを全面的に見直し、4LDKから2LDKに間取り変更。配管ルートを工夫することで、床高を変えずにキッチンの移動、浴室のサイズアップを行っています。 和室、洋室、廊下を一つにまとめた30畳のLDKは、広々としたルーフバルコニーとの相乗効果で、マンション最上階ならではの極上空間に。 奥様、旦那様それぞれの書斎コーナーをはじめ、空間を彩る造作家具を随所に配置しています。
下駄箱や洋室のドアは既存のものだが、床材と框を新しくすることで新築のような印象となった。
間取り変更の結果、玄関の真正面がリビング扉となったため、見栄えの良いデザインのものに変更。
頻繁に開け閉めすることを考慮し、開閉音の静かな吊り戸のスライド扉とした。
和室・洋室・中廊下を一つにまとめ、30畳の大空間LDKにリノベーション。天井は一部折り上げにすることで大空間にメリハリを生んでいる。
4LDKから2LDKに間取り変更したことで、大開口の窓から望む景色が視界いっぱいに広がるようになった。
ダイニングセットやリビングのソファーなどの大型家具は、計画段階からどこに何を置くのかトータルにコーディネートしている。
マンションの場合、天井は既存の天井高さより高くすることが出来ないため、周囲の天井を敢えて下げて高低差を生み、視覚的に開放感を得ている。
リノベーションにより対面キッチンに変更。直貼りフロアを採用しているマンションは、床下の配管スペースがないため水回りの配置を変えづらいが、排水のルートを工夫することで対応。キッチンカウンターは配管の処理のために造作したが、収納とすることで空間デザインに組み込んでいる。
キッチンには奥様の書斎を設け、より快適なキッチンスペースとなった。
間取り変更によって生まれた壁を利用し、65インチの大型テレビをバランスよく配置。
マホガニー色に統一されたテレビボードや収納家具は、全て大工が造作した一点もの。
エアコンはルーバーを設けて目隠しとした。
リビングの片隅に旦那様の書斎を設けている。鮮やかなアクセントウォールが印象的なスペース。
奥様の家事スペースと旦那様の書斎スペースは同一空間にあるが、適度な距離を保てる配置とした。
収納棚は、流通商品の収納グッズにぴたりと合う大きさに造作。簡単に引出しを追加することが可能。
池上 和宏
田中 昌和 山中 康誌 油谷 友弥
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