WORK 39
法規上必要な緑化地帯・自主管理広場と、お施主様の「四季を感じる植栽を植えてほしい」というご要望の両方を、緑豊かなポケットパークと中庭を設けることでクリア。 贅沢な空間を外構デザインに取り入れたことにより、竣工後には近隣の方々から「分譲マンションかと思っていた」との声をいただきました。高品質という付加価値が資産価値を生むマンションです。
アイボリーとブラウンを基調としたアースカラーが優しい印象を与える外観。 建物北側に最寄駅があるため、北面にエントランスを設けた。
日当たりの良い建物の南面にはコーナー窓を設け、ガラス手摺りを採用。
東側に設けた駐車場。南面からの日当たりを得るために建物はL字型に配置している。
エントランスには近隣の方も気軽に立ち寄れるポケットパークを設けた。エントランスは建物のボリュームに合わ、約3.5mの天井高さを有する。
築山の上にシンボルツリーであるイロハモミジを植えることで、外部からも中庭が意識されるよう計画した。
ベンチの御影石はオブジェとしての役割も果たす。共有スペースには家賃は発生しないが、物件全体のグレードが上がる重要な空間。
市の条例に定められた「敷地面積に対する緑化率」「一定規模以上の自主管理広場の設置」と、お施主様からの「四季を感じる植栽を植えてほしい」というご要望を、中庭やポケットパークによってクリアした。
左手に見えるのは入居者用の外物置。中庭との間に壁を設けることで、来訪者の目に留まらないよう配慮されている。
エントランスに設けた宅配ボックス。近年重要度が増し、マンションに不可欠となった設備。
都市部での自転車需要が高まっている状況を鑑み、駐車場、バイク置場とは別に50台の駐輪スペースを設けた。 防犯性を考え、ところどころに見通しのきく開口を設けると共に、袋小路ではなく二方向に抜ける動線としている。
1階住戸はペット(小型犬)対応可であるため、共用部にペットの洗い場を設けている。 ライフスタイルの多様化により様々な付加価値が求められる、昨今の住宅事情に合わせた設備。
ペットの飼育が可能な1階各住戸には専用庭を設けた。各戸に立水栓と外物置が用意されており、ペットの運動場として、また、ガーデニングなどを楽しむ場として、様々な活用が見込まれる。
手摺りに乳白色のパネルを採用した外廊下。外観上のアクセントになるだけでなく、明るい印象になる。
L字型の配置を活かした、パノラマで景色が楽しめるコーナー窓。
通常コーナー入居が決まりにくい中住戸だが、L字配置とコーナー窓によって付加価値を生み、早々に満室となった。
外観夜景。最上階の住戸を一つ減らすことで周辺への圧迫感を軽減し、日影規制をクリアしている。
日が落ちると、アッパーライトと間接照明によって、エントランスは光のアーチを描く。
澤田 修 矢崎 悠平
木工事:平成建設 RC:小林 歩
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