WORK 169
築40年の日本家屋をトータルリノベーションしました。2つの和室、広縁、ダイニングキッチン、廊下の一部をひとつに纏めて、29.1帖の大空間LDKへ間取り変更。住まいを小さく区切っていた壁を撤去することで、採光と通風を劇的に改善しました。構造上撤去できない柱には化粧を施し、建築をインテリアデザインの一部に組み込んだ自由設計ならではの空間を創出。お施主様こだわりのバーカウンターは斜めに配置することで空間を最大限に活用し、その際に生まれた三角形のスペースには、棚やテーブル、パントリーを設けて余すことなく活用しています。また、ほとんど断熱材が施工されていない時代の建物であったため、全体的に断熱性能を高め、リビングについては「外皮性能基準等級5」を満たす性能を確保しました。
既存の石張り部分はそのままに、玄関扉を新しくし、木部を塗装して新しいエントランスとして再生させた。
和室とダイニングキッチンを一つにまとめた大空間LDK。住まいを小さく区切っていた壁を撤去することで、採光と通風が劇的に改善した。床にはエネルギー効率の高いヒートポンプ式温水床暖房を採用している。
構造上撤去することのできない柱と耐力壁は敢えて露出させ、化粧を施すことでインテリアのポイントとした。
柱に合わせて家族で共有するワークスペースを造作。 自由な使い方が出来るよう、両面から使えるソファーを採用した。
お施主様から要望のあったバーカウンターと多人数で利用できるアイランドキッチンを実現するため、リビングスペースへの干渉を斜め配置によって回避。天井のデザインと合わせて特別な空間を演出した。
構造上撤去できない柱は、存在感を抑えるために両面に鏡を設置。姿見として利用でき、空間のアクセントとしても生かされる。キッチンの背面には食器棚とパントリーを設け、使いやすさにも配慮した。
吊り下げ型のグラスラックや斜めに造作した酒棚など、自由設計ならではの楽しさが感じられるキッチン。
キッチンの奥には奥様専用のパウダースペースを設けた。窓と一体化する鏡は、化粧品を収納する隠し扉。
既存の洗面脱衣室を洗面と脱衣室に分割したことで、脱衣室は完全プライベートな空間となった。暖かい脱衣室となるよう、リビングから直接アクセスできる動線を設けた。
洗面はリビング入口の一角に設け、背面には1帖のクローゼットを設置。お客様も使いやすく、外出時に必要な物もまとめて収納できるようになった。
ガレージに隣接していた和室は、雨に濡れずに家へ入れる家族専用の玄関として改修。和室の広縁を土間に変更し、施錠できる引き違いサッシを採用した。
書院の奥行をなくしてウォークインシューズクローゼットを設け、畳の一部を板の間に変更。一見すると素敵な和室であるが、実用性の高い玄関として再生させている。
池上 和宏
平成建設
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