大きな三角屋根の家 | 施工事例 | 平成建設

WORK 164

大きな三角屋根の家

三角形の大屋根が印象的なお住まいです。計画地は交通量の多い道路に面していたため、土地の高低差やぐるりと巡らされた木塀、庭の植樹によって、開放感を保ちながら騒音やプライバシーにも配慮しました。

建築データ

  • 構造

    木造2階建て
  • 所在地

    静岡県沼津市
  • 築年数

    新築
  • 階数

    2階建て
  • 延床面積

    131.65㎡(39.82坪)

    世帯数

    単世帯

    性能

    長期優良住宅

外観 Facade

大屋根の美しさが映える端正なファサード。西側が建物の正面となるため、窓は最小限にして西日を抑えた。

外観 Facade

南面・北面にはそれぞれ庭を設け、切妻の深い軒により日差しをコントロールしている。

Garden

雑木林のように多彩な生物が集まる空間を目指し、竣工後にお施主様が少しずつ植樹されている庭。特に実のなる植物を選んでいるそう。

玄関・土間 Entrance and doma

LDKとつながるオープンな玄関は、あえて壁を設けず、大きなシューズボックスで来客の視線をコントロールしている。

リビング Living

大屋根の魅力を最大限に生かし、リビングには大きな吹き抜けを設けた。天井が高いため開放感は抜群。また、南北に庭を設けているため風通りがよく、二方向の庭を鑑賞できる。

キッチン Kitchen

モールテックスを用いたオリジナルデザインのキッチン。

階段 Stairs

光や風、視線を通す鉄骨階段は、リビングの中にあっても圧迫感がない。

玄関・土間 Entrance and doma

造作家具はただの収納ではなく、建築と融合し、間取りの一部となっている。

廊下・ホール Hall

将来的にどのようにも活用できるように、2階には広々としたフリースペースを設けた。

廊下・ホール Hall

建物の北側は交通量の多い道路に面しているため、音や排気ガス、光害を考慮して、窓は最小限に抑えた。代わりに開口部は東側と南側にまとめ、十分な採光を確保している。

天井 Ceiling

連続した梁がリズムを生み、奥行き感が強調される。

  • 設計

    奥村 賢史

  • 大工

    木工事:内田 洋介