WORK 48

アメリカンスタイル・リノベーション

築27年の中古住宅を購入し、全面リフォームされたお住まいです。 室内外をトータルリフォームすることで、オーダーメイドの魅力的な空間が実現しました。既存の構造を活かしながらも間取りを変更し、キッチンやバスルームなどの住設機器は最新のものを導入。人気のパントリーやウッドデッキを設け、オールドアメリカンスタイル、教室風など、インテリアにもこだわっています。 リフォームにより「三十代の若いご夫婦が、都内の庭付き一戸建てを手に入れる」ことができるという、新しい暮らし方の提案です。

建築データ

  • 構造

  • 所在地

    東京都三鷹市
  • 築年数

    築27年
  • 階数

    2階建て
  • 建築面積

    49.19㎡(14.88坪)
  • 世帯数

    単世帯
  • 性能

マリンブルーに再塗装した外観でイメージを一新

外観 Facade

お施主様お気に入りのマリンブルーで再塗装。外観イメージを一新。

ウッディな質感を味わえる玄関ドアに新調、レッドシダーの壁が外観上のアクセントとなる

玄関・土間 Entrance and doma

ドアはウッディな質感を味わえるデザインに変更。レッドシダーを貼り、外観上のアクセントに。

間取り変更:リビングとダイニングキッチンを一つの空間に

リビング Living

間取りを変更し、リビングとダイニングキッチンを纏めて一つの大空間LDKにリフォーム。

リビングには左右対称になるようにドアを設定

リビング Living

廊下に面するリビング壁面。元々あった開口部は右のドア。動線確保のために、新たに左側にも開口を設けた。

リビングと廊下に壁には中窓を設定し、採光と通風を確保

リビング Living

窓枠に合わせて、机、椅子、書類入れ、時計をコーディネート。「教室風」のインテリアに。

廊下とリビングを繋ぐ中窓はお互いの空間の様子がうかがえる仕様

廊下・ホール Hall

廊下に設けた室内窓は空間のアクセントであるだけでなく、暗くなりがちな廊下への採光と通風を確保する。

テラスドアと腰窓を大きな掃き出し窓に変更し、リビング全体を明るくした

リビング Living

テラスドアと腰窓を大きな掃出し窓に変更。開口部を大きくするために、周囲の柱と耐力壁の位置を調整した。

ダイニングにあるアクセントウォールは無垢材を使用

ダイニング Dining

木を貼ったアクセントウォール。この壁の向こうが洗面となる。

お手入れのしやすい無垢のフローリング材を敷いたLDK

ダイニング Dining

アンティーク調にまとめながらも、床は手入れのしやすい無垢のフローリング材、アクセントウォールは無垢材をと使い分けている。

アイアンと木材の組み合わせがオールドアメリカンを演出する

インテリア Interior

リビングとダイニングキッチンを一つにした際、構造上撤去できない柱にぐるりと無垢板で化粧し、違和感なくインテリアに溶け込むようにした。

壁付キッチンへと変更したキッチン。スペースを有効活用したキッチン。

キッチン Kitchen

かつてはL字型だったキッチン。勝手口を埋めて壁にすることによって、壁付キッチンに変更。空間をより広く使うことができるようになった。

パントリーの取っ手がフォーク(細部までデザインにこだわった製作家具)

インテリア Interior

収納の取っ手をフォークに変更。細部にまでこだわった家具は、造作家具ならではの強み。

オールドアメリカンを意識したインテリア(照明等スイッチをアンティーク調に)

インテリア Interior

住まいの雰囲気を統一するため、スイッチはアンティーク調のものに変更。

廊下の一部となるように設置された洗面台

洗面台 Vanity

洗面台の位置は変えていないが、扉の位置を変え、廊下の一部になるように設計。お客様に見えても良いよう、鏡やタイル、照明のデザインにこだわった。

モザイクタイルを貼ったトイレ

トイレ Water closet

トイレの床は鮮やかなモザイクタイルに変更。

  • 設計

    宮下 紀子

  • 大工

    宮下 貴之