WORK 18
敷地を最大限に活用するため、建物をT型に配置。天空率や日影規制などの様々な規制を、建物の外観を工夫することで景観を損ねることなくクリアしました。明るいベージュのタイルを用いた軽快な上階と、落ち着いた雰囲気のエントランスがバランス良く配置されています。
明るい色のタイルをベースに、バルコニースラブや袖壁などには黒タイルを使用。
敷地を最大限に活用するため、建物をT型に配置した。
駐輪場手前に設けた目隠し壁により、植栽の見映えも良くなる。
バイクと自転車の両方を停められる広々とした駐輪場。
エントランスは、正面の階段と左側のスロープからアクセスできるように計画している。
LED内照式の館銘盤。マンション名のクレセール(crecer)とは、「成長する・育つ」という意味のスペイン語。それを手がかりに、小さな泉から生える植物の芽の図柄がデザインされている。
アクセントウォールと間接照明により、浮遊感のあるエントランス。ガラスドアとFIX部分は縦枠のない納まりとし、壁タイルを途切れることなく連続させることで、ガラスの存在をできるだけ感じさせないようにデザインした。
自動ドアのエンジン部分やセンサーを天井内に埋め込み、可能な限り要素を減らしすっきりとさせた空間に。表情豊かな天然石で設えたアクセントウォールが際立つ。
自動ドアの左側にはスロープ側からアクセスする際の出入口となるガラスドアがあり、奥には集合郵便受けを設置。
手前に見える集合郵便受は壁に支持させ、先端が下がらないように天井裏からステンレス棒で吊っている。宙に浮いているような見え方になるよう納まりを検討した。
落ち着いた佇まいで入居者を迎え入れるエントランス。
玄関横には約2.4㎡のシューズクローゼットを設けたプラン。玄関・ホール・シューズクローゼットが回遊できる便利な動線。
居室を仕切る引き戸とキッチンカウンター以外を、明るい色の仕上げとすることで全体的に白い空間となり、室内が広く感じられます。
洋室には横長の窓を高い位置に設置。程よい籠り感のあるコーナーを生んだ。
インテリアに馴染みやすい、木目調のパネルのキッチン。大きなFIX窓を設け、明るいキッチン空間となった。
幸福 実和
木工事:平成建設 RC:髙橋 登
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