長野 篤

雑記

おススメの「アルバム」

我が家にはテレビがないということもあり、帰宅するとラジオということでもなくその時たまたまセットされているCDをとりあえず流してみる。ジャンルでの好みということはなくて、作り手のキャラクターとの相性が良ければ繰り返し聴く機会は増えて、時にはひ...
雑記

おススメの「スイーツ」

その存在を知ったのは十代の頃だったろう、商品開発された歴史はそれほど古くなく昭和の終わり、発祥の地は全国に幾つか候補があって特定されていないらしい。市場に出始めた頃からここ最近まで、食する機会はあったかもしれないが、鮮明な印象は記憶に思い当...
雑記

おススメの「一期一会」

季節ごとに並ぶ旬の果物が好きだ。いろんな種類の果物があるけれど、それぞれに実るにふさわしい季節があって、的確に収穫され店先を彩る。好きな俳優はと聞かれて旬な人と答える時より、一番好きな果物と聞かれて旬な果物と答える方が不自然さは少ないかもし...
雑記

おススメの「グラス」

外食での注文は、今日のオススメは何ですかと聞くことが多い。好きなものを聞かれれば、旬なものと答えている。季節的な意味だけでなく、自信を持ってその日提供される最高のパフォーマンスを享受できればと願う。 ともに過ごす時間の長短に関...
雑記

無限定な広がりと分節のリズム

まとまった広さの土地を分割して建築をしようとする際、敷地は2m以上道路に接しましょうという法律があります。都市が密集しすぎて人が快適に過ごす環境が損なわれるのを防ぎ、空地として担保される公衆道路に、住環境をなるべく近接させようという意図があ...
雑記

コマ割りと想像力

何度も読み返したくなる本や、見返したくなる映画があるように、何度も繰り返し帰ってきて、また出かけても行く起点である住まいは、華美でなくとも安心感を与える拠り所となれば好ましいでしょう。流行のスタイルや最新の機能を備えた設備は、あればそれはそ...
雑記

きりとられるモデルと柔らかな持続

建築の設計の際に作る模型を、モデルと呼んだりします。発泡スチロールや段ボール、木や粘土など材料にする素材は様々ですが、なるべくなら加工しやすいものが好ましい。それは作ると同時に、ああでもこうでもないと作り変えるのに、抵抗が少ないからです。最...
雑記

河の流れてくる方と流れていく方と

大阪の阪急電鉄十三駅から少し艶っぽい商店街を5分も歩けば第七藝術劇場(通称:ナナゲイ)に行き当たる。座席数は100にも満たないミニシアターだ。前身となる映画館は1946年設立、ナナゲイとしては1993年に開館、是枝裕和氏の初監督作「幻の光」...
雑記

原風景の記憶

見覚えのない着信のナンバーは前職の同僚からのものだった。最近転職をして近況連絡とのこと。仕事で毎日顔を合わせていたのが、職場が変わるとばったりと縁が切れてしまう。組織で働く上でよくあることだ。よほど気の合う人であれば、辞めてしばらくも連絡を...
雑記

モノクロームのひかりの声

富士フィルムが白黒フィルムの生産を今年10月で中止するという。他メーカーではまだ生産は継続されているから、完全になくなるというわけではないが、いずれその日は避けられないだろう。緑色パッッケージのネオパン、ブローニ版はワンロールで12カット。...
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