2017-11

雑記

「身体」へのデザイン

 ここ半年ほどバレエ教室に通っているが、心得があったわけではない。きっかけは1999年に水道橋のアテネ・フランセで開かれたアメリカン・バレエ・シアターのドキュメンタリー上映に合わせた三浦雅士のレクチャーにさかのぼる。三浦氏は「現代思想」や「...
平成建設の現場

日吉の家 アーカイブ1

さて今回はちょっと時間を巻き戻してみようと思います。というのも先日通りすがりの方に「ここのお宅は昔からのたたずまいが残っていて趣深かった。」というお言葉を頂きました。そこで自分なりに振り返りつつ、建築の話の間に入れさせていただくことにしまし...
平成建設の現場

鎌倉の家の「蔵の階段」

鎌倉の家には、前回紹介した階段の他にもう一つの階段が。それは「蔵の階段」です。担当は、石川大工。この蔵の暗さと照明がなんだかいい感じで、石川大工の取れ高が良い。それはこの端正な顔立ちのせいかどうかは視聴者の皆様にご判断を仰ぎたいとこ...
平成建設の現場

鎌倉の家の「埋木」

古材の欠損を、新たな木を埋めることで、修正していくのが、「埋木(うめき)」と呼ばれる作業です。欠損が複雑な場合、その埋木を形づくるのも、埋めるのもなかなか、いや、とっても大変そうです。 上だけでなく、横...
平成建設の現場

日吉の家 天井下地

今日は朝から曇天。もう少し寒くなったら雪でも降り出しそうな冬の空でした。日吉の家ではそんな天気もものともせず作業が進んでいます。今日は天井下地を組んでいました。 現場リーダー立木さんの後ろ姿。1階の天井下地を組んでいました。 ...
雑記

「捕捉する」デザイン

 行きつけの本屋に併設されたギャラリーで丸いパンを描いた小さな絵を見つけた。おそらくパンだと思う。そうだと断定できないのは、たまたまパンの形であるにせよ、主題は別のところだという視覚に現れ得ない予感に溢れているから。少なくともアットホームな...
平成建設の家づくり

竣工事例「北鎌倉の住まい」

北鎌倉駅から、山に向かった先に、ひっそりと佇む住まい。竣工しました。 星野リゾートのサイトにはこんなコンセプトが描かれています。「日常から離れて過ごす時間を満たす、最も上質な滞在空間」。目指すは「星のや北鎌倉」、という...
平成建設の現場

日吉の家 高断熱・高気密

世間ではインフルエンザワクチンの接種がピークを迎えているのでしょうか「どこか打てるところない?」なんて会話が時々耳に入ります。秋から冬の風物詩の様になっていますね。私は外向きの仕事柄10月中旬には打ちましたが、小学生以下4人の子どもがせっせ...
湘南情報

鎌倉山の集会場

晴れた日、鎌倉山の集会場に寄りました。親切な管理人さんが、快く集会場の中を見せてくださいました。聞くと長らく土木業に携わり、この集会場建て替え時のコンペにも携わったという方で、とてもすてきな集会場ですねと話すと、本当にうれしそうな笑顔を見せ...
雑記

「永遠」とデザイン

 行きつけの本屋で手にした「空と樹と」という本がある。著者は詩人の長田弘、画が日高理恵子。五十頁に満たない薄さながら余白を生かした体裁がタイトルを引き立てる。箱から中身の本を取り出してみた。細い枝、太い枝、日当たりの最適を目指し四方への枝分...
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