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角谷×和知
設計

平成建設で働く設計士の魅力とは

■和知 祐樹 Yuki Wachi
2016年入社。2012年に平成建設主催の学生コンペにて最優秀賞を受賞。入社後も自身が担当した物件でグッドデザイン賞を複数回受賞するなど活躍が著しい。
■角谷 良一 Ryoichi Kadotani
設計事務所・ゼネコンを経て2006年に入社。2011年には『優れた素材を後世に残す』をキーワードに新築に古材を採用した物件を設計しグッドデザイン賞を受賞。数々の実績が認められ、設計職では唯一、技術者の最高位である「主席技術員」に任命される。
現在はどんな仕事をしていますか?
角谷:基本設計から竣工まで、設計業務の一連の流れを担っています。物件は問いませんね、住宅・店舗、マンション、クリニックと・・・。平成建設はゼネコンや設計事務所と違い、お客様との距離感が近い。目の前のお客様がどんな「想い」を持っているか。それは言葉で発されたものだけではなく、その奥に隠されているもの含めて。設計に際しその部分を大切にしながら行っています。
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和知:角谷さんと同様一連の設計業務を行います。私の場合、東京や箱根、熱海など担当する地域も様々ですね。この物件(写真記載の図面)もその中の一つで、漆技術を提案する予定です。平成建設では様々な技術を持った職人が存在しているので既製品に囚われることなく提案ができます。店舗などで他との差別化を図りたいといった要望があれば、そういった技術を惜しげもなく使っていきたいですね。
社内に職人がいるというのは、いかがでしょうか。
和知:気軽に話せますね、もし会社が違えばそうはいかないと思うんで。
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角谷:平成建設の一番の特徴だね。規模のある設計事務所では職人どころかお客様の顔さえ知らないことが多い。ここのようにお客様の喜怒哀楽がわかる会社は少ないですね。
設計事務所やゼネコンで働くのと、平成建設で働くのでは何が違うのでしょうか。
角谷:全然違います。さっきも話した通りお客様とダイレクトに喜びを分かち合える環境は珍しいですよ。ゼネコンだと工期が年単位で長く、工事の規模も大きい。その分お客様と関わる機会なんてなく、与えられた仕事をこなすことに徹することになります。5年やそこらでは自らが担当者になるのは難しいでしょうね。そこも違うところで平成建設だとむしろフラット、能力があれば年数関係なく担当者になれる。そういった会社はなかなかないと思います。
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和知:学生時代、収まりなどを検討するなら模型を使用して行っていました。設計事務所、ゼネコンだと多分やることは同じだと思います。平成建設ではそれだけに留まらず、実際大工が施工した状態のもので確認ができるんですね。そこは設計するにあたって大きく違うところだと思います。
お二人の入社は少し特殊だと思いますが、どのようなきっかけがあったのでしょうか。
和知:平成建設の学生コンペに参加したのがきっかけですね。基本的に学生コンペはアイデアコンペなので実際に建設されることがないのですが、参加したコンペは建設する前提だったので応募を決めました。最優秀賞を頂いた後も交流が続きまして受賞から4年後、入社することに決めました。
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角谷:入社自体は15年前ですね。先に勤めていた知り合いから紹介され、このような取り組みをしているところは珍しかったので、見学しようと足を運びました。その時にたまたま秋元社長に出会ったのが入社を決めたきっかけですね。人柄に惹かれたのもありますが、社長直々に平成建設の面白さや魅力を聞き、ここでいいものを作りたいと思いました。
今後どんな仕事をしていきたいでしょうか。
和知:大工がいるので木造に特化した物件、というのが前提ですが、もう少し公共的な物件にも挑戦していきたいですね。現在こそ幅広く工事を請け負っていますが、より様々な方の目に触れる、身近に感じていただける、そんな仕事に取り組んでいきたいですね。