INTERVIEW

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丹波×菅原
総務

多彩なスキルが輝くサポートのスペシャリスト

■丹波 裕佳子 Yukako Tanba
新卒入社。本社にて1年半勤務した後に静岡支店に異動。支店内で円滑な情報共有を行うためのポータルサイト「ここしず」を企画・実装するなど意欲的な姿勢に定評がある。なお「ここしず」は社内コンペである「平成建設デザイン賞」を受賞している。(写真左)

■菅原 美乃里 Minori Sugawara
新卒入社。入社後間もないころから本社総務部の中核メンバーとして活躍。保険業務や採用業務など業務の幅を広げながら、様々な部署からの要望に応えつつ後輩のサポートにもあたっている。(写真右)
お二人は、総務でどのような仕事をされていますか?
菅原:来客対応や電話対応、保険業務、社内行事の運営、社員のサポートなど、幅広い業務を担当しています。具体的には、健康診断や社内の集会、文化芸術祭などを管理・運営したり、火災保険の見積もりや契約書を作成したり、請求書の処理をしたり……。UNITE(社内報)を活用した情報発信も総務の仕事です。採用業務では学生の方に本社をご案内したり、座談会に参加させていただいたりしています。
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丹波:本社とは異なり経理や情報システムの担当者が支店内にいないので、業務内容は更に広くなります。労務管理や資産管理に加え、現金精算やPCの設定も総務課が行っています。静岡支店の総務課に異動になった時、本社と仕事の種類が全く違うことに驚きました。今までの経験が活きたのは2割ぐらいで、新しく覚えることが8割はありましたね。本社は専門分野を深く、支店は多様な業務を幅広く行うイメージです。
総務の面白さや、やりがいについて教えてください。
丹波:お客様と社員や、社員同士など「人と人とを繋ぐ」ことが仕事だと思っています。様々な情報が集まってくる総務だからこそ、会社を俯瞰的に見ることができますし、それによって総務ならではの改善案を出すことができると思います。
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菅原:提案で終わらず、実際に実現するのが平成建設の良いところだと思います。昨年、先輩から引き継いだ業務をより効率的に行えるよう、自分でシステム化の企画書を起こして社内SEに相談しました。その後、きちんとシステムが実装されて業務負担が大幅に軽減されました。この経験は自分自身の達成感に繋がりましたし、データを確認する課員の負担軽減にも貢献できたのではないかと思います。効率化した状態で後輩に引き継げたことも良かったと思います。
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丹波:支店内で業務フローに曖昧な部分があると感じたので、情報を一元化する「ここしず」というポータルサイトを立ち上げました。今まではその都度誰かに聞いていたことが、「ここしず」を見ればその場で解決できるようになり、情報の均一化や業務の効率化に繋がっています。同様に社内の総務職全体の業務についても整理したいと考え、本社や各支店のメンバーに協力を求めて、業務内容をまとめた「総務の参考書」を作成しました。こちらも便利になったと声を掛けてもらえてとても嬉しかったですね。
総務の役割はどのようなものだと考えていますか?
菅原:時に会社を陰で支え、時に会社の顔となる、会社にとってなくてはならない役割だと思います。特に総務はお客様と最初に接することが多いため、声の出し方や言葉遣い、身だしなみにはいつも気を付け、相手にどのような印象を与えるかを意識しています。私たちの立ち振る舞いが会社のイメージに繋がるのだと思うと気が引き締まります。
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丹波:社内外のいろいろな人とかかわる総務にいるからこそ気付けることがあり、それが総務としてのサポートに繋がると思います。制服はお客様にとっても一つのサインになりますね。「この人ならば知っているだろう、答えてくれるだろう」という安心感があると思います。会社の「顔」になるわけですから、私たちは接遇のプロとしての自覚も持たなければと思います。
丹波さんは関西圏出身ですが、なぜ地元を離れて平成建設に入社しようと思ったのでしょうか?
丹波:平成建設を選ぶ決め手となったのは、面接で社員の方と話した時間が楽しく、忘れられなかったからです。私が初めて平成建設を知ったのは、大阪で開催された合同企業説明会でした。作業着姿の社員が会社の説明をしているのを見て興味をそそられ、そのまま説明会に立ち寄って一次面接を申し込みました。平成建設の面接では、ざっくばらんに自分のことや会社のこと、悩み事などいろいろな話ができて、「面接」というより「対話」という感覚でした。また、社員同士の雰囲気がとてもよかったことも強く印象に残りました。

就活中は自分の可能性を探るため、様々な業種、職種の面接を受けましたが、もともと衣食住の「住」に関わる会社で働きたいという気持ちがあったこと、就活中に営業職よりも総務職の方が自分に向いているのではないかと思ったことも、平成建設の総務部で働く後押しになったと思います。実は関西圏の企業からも幾つか内定を頂いていたので、就職先に平成建設を選んだ時、私の家族や友人はなぜ今まで縁もゆかりもなかった静岡県で就職するのか、不思議に感じたと思います。ですが、私自身は生まれ育った関西圏から離れることに全く不安感はなく、新しい生活が始まることにわくわくしました。実際に入社してみると同期には県外出身者も多く、一緒に静岡の様々な場所に遊びに出かけて親交を深めることができましたし、海も山も川もある静岡県はとても住み心地がよく、すぐに新環境に馴染むことができました。

知り合いがいない環境を経験することで精神的に強くなれましたし、遊びに来てくれた友人や家族に静岡を案内できるのは地元を離れたからこそですね。最初は関西圏での就職を勧めていた家族も、会社の話をするうちに理解してくれました。現在、静岡県に住んで7年目ですが、仕事面でもプライベート面でも、静岡県に行くという決断は間違いなかったと自信をもって言えます。
どんな方が総務に向いていると思いますか?
菅原:人と話すことが好きならば営業向き、とよく言われますが、実は総務も沢山の人とコミュニケーションを取る部署です。人と関わりながらサポートしていくことが好きな方は総務に向いているのではないでしょうか。
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丹波:だれかをサポートすることを得意とする人はもちろんですが、毎日同じことの繰り返しではなく、より良いものに改善していきたいと考え、実行に移すことのできる方は総務の仲間として心強いなと思います。
就活生へ、メッセージ
丹波:社会人としてのスタートを切る1社目選びは大事だと思います。悔いの残らない就職活動になるように、まずはそこで働く人と直接会ってみて、話してみてください。そうすることで、自分が働く姿を想像できたり、自分の考えがまとまってきたりすると思います。たくさん悩んで出した答えは自分も納得できるはずです。やり切ったと思える就職活動になりますように……応援しています!
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菅原:周りと比べて焦ってしまうこともあるかと思いますが、自分らしく働ける会社にきっと出会えると思います。私は会社説明会での社内の雰囲気を見てここで働きたいと決めました。まずは是非、説明会に参加することから始めてみてください。就活、がんばってください!