平成建設のイベント

茅ヶ崎市古民家風住宅⑥思い出を住まいに取り込む

現在分譲マンションにお住まいのお施主様。新たに土地を購入し、新築を計画した際に参考にしたのは、ご実家でした。ご主人様のご実家も「真壁・漆喰」の家で、家を建てるなら、伝統的な工法を使った家を建てたいと考えたと仰います。福島の大内宿を見に行ったり、新婚旅行の思い出もちょっと取り入れたかな。と奥様は語ってくださいました。

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やさしく光るガラスブロックの思い出
「幼いころに住んだ家のガラスブロックのやさしい光が忘れられない」と語る奥様。奥様は家を建てるならどこかにガラスブロックを使いたいと考えられていたようです。玄関と、キッチンにガラスブロックは配置されました。真壁・漆喰のちょっとレトロな雰囲気の中で、心地良いアクセントになっています。

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掘りごたつの思い出
設計士が選んだ「セン」という樹種の一枚板を使って、大工がつくった「世界にひとつだけの掘りごたつ」も、もちろん、ご実家にあった掘りごたつを参考にしたもの。厚めの座布団を置くことを念頭に少し高めの机になっています。足下から温めるタイプです。お子様のご友人が現場に見に来た際に「京都のおうちみたいだね」と言ってくれたとか。

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おばあちゃんちの縁側
和室にある縁側も、今はなつかしいおばあちゃんの家にあった縁側を再現したかったそう。写真撮影中、営業担当の寺島は「この場所で昼寝したら最高だな」と言っていました。確かにとても日当たりがよく、ぽかぽかあったかい縁側は猫がいたらぜったいにここで昼寝をするだろうなと思うほど。“おばあちゃんちにあった縁側” にあこがれる人は多いのではないでしょうか。私もその一人。洗濯物取り込むの手伝ったなあとか、走り回ってたなあとか・・・懐かしい縁側の風景にいろいろなことを思い出して癒されますね。

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ファンタスティックジャパン!
「海外の人から見た日本」そんなことをイメージしていたという奥様。日本人が考える日本とちょっと違う、そんな雰囲気を出してみたかったと。とてもおもしろい発想ですね。それで襖も「THE 松」を選び、床の間には何を置こうかと日々悩んでいるとか。木彫りの熊か、鬼瓦か?はたまた将棋の駒か・・・。自由設計の家づくりを楽しんでいるご様子をインタビューから窺うことができました。「旅館にあるような、真っ白なピンピンのシーツとお布団でこの和室で寝るのが楽しみなんです、もう布団カバーも買ってあるんです(笑)」と。

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真壁・漆喰を採用したお住まい。隅々にこだわりが感じられるとても充実した空間です。なかなか見ることのできない貴重な工法をぜひご覧になっていただきたいです。

adachi

真壁・漆喰の古民家風住宅 完成見学会 in茅ヶ崎市

2016.1.23~1.24(予約制)

柱をあえて現しにした真壁と、漆喰の塗り壁。素材をそのまま空間に生かしたお住まいです。
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