平成建設の現場

都心で叶える 平屋の夢「中庭」+漆展のご紹介

雨にも負けず、風にも負けず、職人たちは今日も現場で着々と家づくりをしています。頼もしいかぎりです。

雨対策のためブルーシートが貼ってあるこのエリアは、中庭です。周囲の環境から切り離されたプライベートな空間を楽しむことができます。

こちらは書斎。大きな窓の手前にはカウンターがつき、下部は掘り込んであります。カウンター越しに中庭を眺められる素敵な場所になりそうですね。

以前ご紹介した中庭廻りの製作木製サッシが通る枠はきれいに仕上がっていました!

枠をきれいに仕上げた大工の石川博康さんが使用していた、このアイテム。墨付け(木材加工するために目印をつけること)をするための鉛筆です。自身で削ってこのような形にしたそうで、木材の高さなどを印すときに木材にピタッと沿わせて使うと便利なのだそう。普段みる鉛筆の形とは全然違ったので気になってしまいました。面白いですね。

さて、平成記念美術館 ギャラリーでは「漆 New Wave in Tokyo」という展覧会を開催中です。漆に興味を持ったきっかけも年代も違う、漆作家7人の個性豊かな作品の数々をお楽しみいただけます。

こちらは、加藤萌さんの作品「ひそか」。岡山県にてワイン農家をしながら創作活動をしている加藤さんは、その生活の中で出会った体験を作品に活かしているそうです。河原で拾った流木を活かした作品も特徴的です。

こちらの作品は、デート前の自分を小鳥に見立てて作ったそうで、水鏡(に見立てた漆の皿)をみて「私、綺麗かな?」と確認している様子だそう。作品の背景を知ると、その作品が一層素敵に思えますね。他にも素晴らしい作品が多く見られる本展覧会は8月31日(土)まで開催しております。ギャラリーでは常駐しているスタッフから作品の意図や技法の説明を聞くこともできますので、お気軽にお声掛けください。

NOYIE WEBでも今展覧会のご紹介をしているので、ぜひご覧ください。

 

「都心で叶える 平屋の夢」密着ブログ

新宿区の平屋づくりの現場レポート。建物が密集した都心に、「純和風の平屋」をどのように実現していくのか。伝統的な和の空間に、すこし艶やかで遊び心を織り交ぜた、魅力たっぷりの住まいづくりを密着していきます。
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