平成建設の現場

都心で叶える 平屋の夢「設え」

今回は、こちらの平屋のお住まいのポイントとなる『設え』についてご紹介していきます。

こちらは『化粧野地』です。『野地』とは、要するに屋根の『下地』のことですが、『化粧野地』として現し、美しく仕上げることで、趣がある平屋のひとつのポイントとなります。

こちらは茶の間。勾配天井となっていて、天窓も設置されていました。さらにこの下に製作キッチンが入るとのこと。自然の光が降り注ぐ、気持ちの良いキッチンになりそうですね。

そして建物内ほぼすべて『竿縁天井』となります。

『竿縁天井』とは、竿縁(30cmから60cmの等間隔に平行に取り付けられる細長い木材。化粧材としての役目も果たしている)を取り付け、その上に天井板を張って仕上げた天井のこと。写真では、 内部天井造作はこれからの状態ですが 、どのような仕上がりになるのでしょうか。とても楽しみです。

そして『火灯窓(かとうまど)』という、上枠が火炎形になっている特殊な窓が設えられるとのこと。 石山寺の『源氏の間』に見られることより通称『源氏窓』とも言われているそう。なんだか素敵ですね。※写真は寺院の火灯窓です。

平屋のお住まいでは玄関に設けられる「火灯窓」を開けると、廊下越しに中庭・茶の間・奥庭と明暗のコントラストのある視線の抜けがあり、奥行き感を演出しているとのこと。

こちらもできてからお楽しみですが、かとうまど・・・ほぼ私同じ名前・・・とても興味があります・・・。

 

「都心で叶える 平屋の夢」密着ブログ

新宿区にて平屋づくりの現場レポートが始まります。建物が密集した都心に、「純和風の平屋」をどのように実現していくのか。伝統的な和の空間に、すこし艶やかで遊び心を織り交ぜた、魅力たっぷりの住まいづくりを密着していきます。
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