今週の平成建設

今週の平成建設 12月10日

年内の見学会は、今週末の住宅完成見学会、来週末のリフォーム完成見学会を残すのみ、また、片瀬海岸の現場ご案内会は20日で終了しますが、年が明ける来年1月には、東京・神奈川・静岡にて住宅完成見学会を開催予定です。詳細が決まり次第お知らせいたしますので、ぜひお近くの会場まで足をお運びください。

クリスマスが近づいてきましたね。ということで「シュトレンと似てるのになぜか流行りきれないパネトーネ」をご紹介。類似品に「パンドーロ」というお菓子もあります。

パネトーネ / パンドーロ は共に、ドイツに近い北部イタリアのクリスマス菓子です。シュトレンに似ているのも地域が隣接しているからでしょう。

南北に長いイタリアでは、北と南で食生活もまあまあ異なるようで、南の方ではクリスマスにパスタを揚げたお菓子を食べるそうです。日本も北海道と沖縄とでは全く食生活が違いますしね。

パネトーネとパンドーロの違いはまず形。パネトーネはドーム型、パンドーロは星型…
(ん? 同じドーム型では?)
そしてドライフルーツが入っているのがパネトーネ、入っていないのがパンドーロ……
(うん? 両方入ってないか?)

(パネトーネとパンドーロ買ったつもりが……)
(両方パネトーネやったわ……)
(両方パネトーネやったわ…………)

基本はブリオッシュ生地の葡萄パンなのでクセもなく美味しいんですが、やっぱりあれ、シュトレンの「Die Weihnacht!!」という圧と比べてしまうと、押しが弱いというか、普通な感じですかね。

ロングライフのパンに使われる「パネトーネ種」はサワー種(ザワードウ)の一種。発酵途中に乳酸が発生するので雑菌が繁殖しにくく、イースト発酵させたパンよりも長期保存が可能になります。ドイツやロシアなどのライ麦を使ったパン(いわゆる黒パン)も長期保存が可能なんですが、いささか食感や味が独特なので、イーストに近い味・食感になるパネトーネ種は日本人も食べやすい味だと思います。

しかしこのカロリー。400は超えちゃいけないライン。

忖度してちょっと低くしとるんか? EUと日本でカロリー計算式が違うせいか?

今週より急に寒さが例年並みに下がるそうですので、どうぞお体にはお気をつけください。

富士市にて二世帯住宅の完成見学会を開催します

今週末の15日、16日の2日間、富士市にて分離型二世帯住宅完成見学会を開催します。お住まいは分離型の二世帯住宅。ご家族同居をお考えの方、動線や間取りなど参考になる点が沢山の見学会です。

1階LDKでは、見所のひとつ、大工製作の大容量収納をぜひご覧ください。

開くとこんなに大収納!

そして2階LDKからの眺めも必見。2階であることを活かした勾配天井で、空間がより広く感じられます。

2階ではサンルームもぜひご見学ください。雨天時には洗濯物を干すこともできますし、晴天時にはたっぷりと陽光を楽しむことができます。

階段はスケルトンにすることで明かりと視線を通し、開放感のある空間としています。
今週末はぜひ皆様お誘いあわせの上、ご来場ください。

12/15~16 富士市神谷にて 新築住宅完成見学会開催

2018.12.15~2018.12.16
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、SE構法、全館空調を採用した見どころ満載の二世帯住宅です。予約不要のオープン見学会となりますので、ぜひお気軽にご来場ください。
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子供部屋をお考え他の方必見! リフォーム完成見学会開催します

来週末となります22日・23日の2日間、駿東郡長泉町にてリフォーム完成見学会を開催します。

今回会場とさせていただくのは、お子様のご成長に合わせて子供部屋のリフォームをされたお住まいです。「子供が成長したら子供部屋を分けよう」とお考えの方は多いと思いますが、実際にどのような部屋にするかは具体的にお考えですか?
こちらのお住まいでは、お部屋を斜めに仕切られました。

どう割っても面積が増えたりはしないんですが、斜めに仕切ることで広い壁面が出現します。奥行きを感じる視覚効果や「角」をどう生かすかもポイント。

お互いの部屋で互い違いになる、作り付けのベッドにもご注目ください。製作家具でデッドスペースを有効に活用。いわば空間をまたいだ二段ベッドですが、壁を設けることでお互いのプライバシーは守られますね。

また、階段ホールと洋室の一部を繋いでお施主様の書斎スペースも設置。こちらはシックな色合いで纏めています。

予約不要のオープン見学会です。将来的に子供部屋の分割をお考えの方、ぜひご来場ください。

12/22~23 長泉町竹原にてデザインリフォーム完成見学会開催

2018.12.22~2018.12.23
築20年の在来木造建ての2階部分をお子様の成長に伴い、間取り変更して子ども部屋を2部屋設けました。ただの間取り変更ではなく、デザインリフォームで生まれ変わった住まいをぜひご覧ください。
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家族の成長に合わせたリノベーション

現場密着ブログ
築20年の在来木造の2階建てのお宅の2階部分を、お子様の成長に合わせリノベーションします。
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片瀬海岸にて新築住宅の現場ご案内会を開催します

12月20日までの期間中、藤沢市にて新築住宅の現場ご案内会を開催しております。完成してからでは見ることのできない部分もご覧いただけます。
現場の進捗状況はブログにてご確認ください。

片瀬海岸の家

FUJISAWA SHOWROOM 通信
「片瀬海岸の家」の現場の様子と職人たちの仕事ぶりをお知らせします
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愛猫家のお住まいにちなんで、今週は設計のYさんの愛猫「セロ」ちゃんをご紹介します。

セロちゃーん!

にゃあにー?

セロちゃんは綺麗なキジトラ。キジトラは原種のヤマネコに近い毛色であることから、運動量が多く、活発で元気な子が多いようです。確かにセロちゃんの座った姿からは、ピシっとした凛々しさを感じます。尻尾もくるっとしてるし。

とか言いつつこんな可愛らしい寝姿も。野性味どこ行った。まあ、猫ですからね。ねこ。寝る子。
セロちゃんはのれんちゃんと同じく、保護猫のご出身。ご家族に可愛がられてすっかり安心しているようです。猫の名言に「我々が猫を選ぶのではない、猫が我々を選ぶのだ」というものがありますが、セロちゃんに選ばれしYさんのご家族は、今後もたくさん可愛がっていかれるのでしょう。

あんまり綺麗に撮れてるのでカレンダー風にしてみた。
セロちゃんの来年が、ふかふかでもこもこで暖かい一年でありますように!

愛猫家の方必見。猫の動線も考えた家づくりをぜひご見学ください。
年内は20日までとなっております!

12/20 まで片瀬海岸にて現場ご案内会 開催

2018.10.22~2018.12.20
藤沢市片瀬海岸にて、新築住宅の現場ご案内会を開催します。ご都合の良い日時をご指定ください。
詳細はこちら

大小のクリスマスツリーを作ってみませんか?

ジャーン。逆光になる黒い影の正体はなんだ!?

ドーン。クリスマスツリーだ!
今週末は「渋南マーケット」の netsugi workshop にご来場いただき、通常サイズよりも一回り小さく、手のひらに収まるミニサイズの可愛らしいツリーをぜひご製作ください。 

星はいろいろご用意しております。
開催期間は12/14(金)15(土)16(日)の3日間。受付時間は10時から19時まで(最終日は18時まで)となります。 数に限りがございますのでぜひお早目に。

サイズ違いではありますが、先週末に世田谷支店で開催されたクリスマスツリー・ワークショップの様子をご紹介します。手順はほぼ同じですのでご参考になさってください。
まずは是枝大工&渡辺大工から製作工程の説明。

まあ、後ろのホワイトボードに書いてある通りなんですどね。
渋南マーケットでは「四角タイプ」のみとなりますが、樹種は複数ご用意しますので、「黒でシックに」や「マルチでキラキラに」「土台は黒で木部はオレンジ」など、大まかな印象を決めていただくと、パーツ選定がスムーズに進みます。

説明終了後、素材を選ばれる皆様。樹種によって色合いが違うんですが、これ、間近で見ると更に木目が気になったりして、迷い始めると中々決まらない。

色合いを見ながらパーツを組み合わせます。この時間が一番楽しいかもしれません。作業中はわりと無心になります。悟りを開く直前までいきます。

パーツを選んだら丁寧にやすっていきます。

やすり掛けが終わったら仮組みして棒の長さを調整。難しいところは大工がお手伝いしますので、小さなお子様でも大丈夫。

もちろん大人の方でも大工がお手伝いしますので大丈夫。
その後パーツを塗装し、組み上げて完成です!

ここで個人的なMVPを発表。

背が!!
足りなくて!!!
踏み台!!!! かわいい!

幅広い年代のお客様がいらっしゃったそうですが、小さなお子様でも大人の方でも楽しめるワークショップです。今週末は渋谷STREAMにてご来場をお待ちしております!


通常サイズの「木のクリスマスツリー」は残すところあと1回。逃すと恐らく来年までありませんので、気になる方はこの機を逃さずお申込みください!

ワークショップ netsugi café からのお知らせ

2018.12
「netsugi café」11月・12月は「木のクリスマスツリー」を開催します! 三角と四角の二種類からどちらか片方をお選びいただけます。
詳細はこちら

レープクーヘン食べ比べ 3 / LAMBERTZ 「Aechte Aachener Lambertz Printen」

突然のアーヘン市庁舎。

レープクーヘンはニュルンベルクが有名なんですが、歴史をたどると、もともとはベルギーのお菓子が国境の町・アーヘンに伝わり、そのあとドイツ全土に広がってレシピが洗練され、最終的にニュルンベルクの特産品に収まったという経緯があります。
ですので、実はこちらも「レープクーヘン」ではなく、その基となった「アーヘナー・プリンテン」と書かれております。Aechete(純正な)Aachener(アーヘンの)Lambertz(ランベルツさんの)Printen(プリンテン)。

この四角い型が、基となったベルギーのお菓子と同じらしい。


私は、アーヘン大聖堂に行ったことがある…………はず。
ケルンに短期語学留学した際、日帰りで行ける距離という理由でアーヘン行きの電車に乗り、歴史ある大聖堂があるらしいぜ! というノリで Der Aachener Dom に行き、なんか金ぴかの棺が展示されてはるわ~すっご~い! と眺めて帰ってきた曖昧な記憶が残っています。それカール大帝の棺な。Charles the Great。ヨーロッパの父と呼ばれる大英雄。

改めて google map で見てみると、アーヘンの市街地も大聖堂もまるでメルヒェンの世界のように美しいのですが、当時は目が慣れてしまっていて、軽く流してしまったように思います。毎日ケルン大聖堂見てるんだもの、そりゃスケール感も狂いますわ。その頃は「閉店法(日曜営業禁止)」が厳密でどのお店も閉まっていたので、旅行と言えども人気のない石畳の町をただてくてくと歩いた記憶のみ。

寧ろ鮮明なのは早朝のケルン中央駅。
遮るもののない視界を半円に切り取る鉄骨の黒い影。フラットに並んだプラットフォームに粛々と、音もなく到着する高速鉄道。無言で作業する整備員。スタンドで買ったヴルストとブローチェン。曇天、ときどき雨。

あとはアーヘン駅前でお薬愛好家の方に絡まれたことぐらいですかね。
おかげでアーヘンにはお薬のイメージがついてしまった。風評被害も甚だしい。

こちらは4フレーバー6枚ずつの24枚入り。
「レープクーヘンと似たようなもの」ということだったんですが、一口食べて、うん甘い。甘いが……これは食べなれた甘さですね。全体に施されたチョコレートの甘さです。
食感は、ちょっとモッタリして重い。後日調べた中で、「しけったレープクーヘン」と評されていた方がいて、まさに的確な表現だと思いました。

スパイスを使うところは同じですが、甘味としてレープクーヘンはハチミツを、プリンテンはテンサイ糖を使っているそうです。元来はガッチガチに硬かったそうで、その辺は八ツ橋にも似てますね。
食感はみっしりとしてヌガーに似ており、中にはアクセントなのかザラメ的な塊が入っています。後味が微妙に残るなぁ。これ日本人が苦手なアレ、甘草じゃないかしら……

カロリーは驚異の 407。超えちゃいけないラインを軽々と飛び越えてきたな。
レープクーヘンの方が鮮烈に「甘い」んですが、それはハチミツの甘さなんでしょう。ちなみにこちらの「Lambertz」さんは現地でも老舗ということで、レシピは伝統を守ったものですが、最近は美味しさを追求したプリンテンもあるそうです。とはいえ、全ては缶が可愛いから良し!

それでは今週もよろしくお願いします。