平成建設の現場

片瀬海岸の家 丸窓枠のつくり方

折り紙のような短冊のようなこちらは、片瀬海岸の家の丸窓枠の材料で、杉の木を薄くスライスしたものだそうです。これを何枚も重ねて丸く固めることで、丸い窓枠になります。手間がかかりますが、実は樹脂できた丸窓枠は既製品があるらしいのですが、無垢材で作られた窓枠はないそうで、無いなら作っちゃえ!と、今回大工が製作することになったのだとか。窓枠なんて・・・と思われるかもしれませんが、その素材や、厚み、寸法は、住まいの印象を決める大切な細部です。樹脂にするか、無垢材にするかの素材選びも、実はとても重要な選択です。

 

グルっとするんです、こういうことです、のポーズ。

 

こちらは窓のサイズの丸い型。

 

この型に、先ほどのスライスした板を何枚も重ね、層にして、ぐるっと巻いて固めていきます。現在片瀬海岸から少し離れた職人たちの加工場にて、毎日数枚ずつ張り進めているそうで、まだまだ完成までの道のりは長くつづくそうです。お楽しみに。

 

 

 

「片瀬海岸の家」現場見学受付中

片瀬海岸にて建築中のこちらのお住まいを見学できます。見学希望の方は、お電話(0466-31-0811)またはメールフォームからご予約をお願いいたします。
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