平成建設の家づくり

階段について

階段について紹介したいと思います。

階段は建物の中で上下方向の空間体験をさせてくれる場所です。

私が学生時代にアルバイトをしていた坂倉建築研究所の社員採用試験では階段の設計をさせるそうです。

(坂倉順三:世界遺産になった西洋美術館の実施設計+監理を担当。パリ万博の日本館はとても魅力的)

そのくらい階段というものが魅力的ということですね。

有名な階段を一つご紹介するとタッセル邸の階段があります。tasse03e(参照:http://www.cupola.com/html/bldgstru/artnouv/slide/tasse03e.htm

立体的な曲線を階段を使って表現していて、とても優雅ですね。

 
トップ画像にあるのは、現在進行中の鉄骨階段のフレームになります。錆止め塗装のままですが、床から浮いて見えるような表現をさせています。

下から覗くと足がついているのですがバレてしまうのですが、とても軽やかになりそうです。

%e9%9a%8e%e6%ae%b53全体像はこちら。

全体的にシンプルで軽やかに表現しています。材が細くて不安そうですが、鉄骨でつくっていますのでとても頑丈です。細くて頑丈、鉄骨という材料の魅力的な特徴です。

 

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仕上げの塗装をして、木の段板が入る姿を早く見たいものです。
 
最後に現場作業風景をパシャリ。
着々と現場は進んでいます。(床面に硬質ボードを貼っています。)
現場は数ヶ月しか見ることができないので、とても貴重ですよ。
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