今週の平成建設

今週の平成建設 4月15日

今朝、家を出る時にちょうど17Hだったんですが、出社したらタイガー・ウッズが14年ぶりにオーガスタを制したというニュースが出ていました。

ウッズ選手は、腰の故障が悪化した2016年には出場試合数が0となり、2017年には危険運転で警察に拘束されています。のちにドラッグではなく治療のための投薬の影響であることが明らかになりましたが、流石にこの時期は引退という言葉が多く使われていたことを思い出します。
昨年、4回目の手術を乗り越えて復帰、なんとPGAツアー最終戦となるツアー選手権にて優勝を果たし、え、そこまで復調していたのか……と思った矢先のマスターズ優勝。

勿論手術が上手くいったということもあると思いますが、いついかなる時も自分を信じ続け、再び栄光を掴み取ろうとするその強い心には感動せざるを得ません。

また、試合の経過を大統領がリアタイ実況していたという事実にも時代を感じずにはいられません。
5月に来日したら青木功氏とラウンドしたーい! と仰っているそうですが、まあ…コミュニケーションを密にするのも仕事のうちですからね。多分。

当社におけるコミュニケーション促進活動については記事後半にて。

「前川正治 木彫展」開催のお知らせ

4月16日より、平成記念美術館ギャラリーにて「前川正治 木彫展」が開催されます。
滑らかな木彫の生み出す独特の世界をご堪能ください。

ギャラリーはゴールデンウィーク中も開館しております。世田谷支店に御来場の際は合わせて足をお運びください。

前川 正治 木彫展

2019.04.16~2019.05.24
木彫で有機的な作品を生み出す前川正治。見る方向によって全く印象が異なる作品の数々をご鑑賞ください。
詳細はこちら

平成藝術賞 受賞作家と受賞作品のご紹介

今年で第5回となった「平成藝術賞」。
今週は受賞作品のうち、日本画と油画の作品をご紹介します。

日本画

島田 滋さんの作品「かさね」。
日本画というと我々一般人は花鳥風月を思い浮かべてしまいますが、美術界に於ける「日本画」の定義は主に画材にあるようです。
基本的には岩絵の具や膠、胡粉といった、日本古来の画材を使っていれば日本画。何を描くかではなく、何で描いたかで決まる。

そのうえでフェノロサによる日本画の定義
「写実的でない・陰影がない・輪郭線がある・色調が濃厚でない・簡潔な表現」
あたりの特徴を備えているものが、現代の「日本画」とされるようで、「古来から伝わる画材・画法」による「新しい表現」を模索されているのだなあと思います。

歴代、日本画の受賞作品は濃淡が穏やかなものが多く、写真だと細やかな質感が伝わらない(というか良く見えない)ので、今回はダイレクトに作品のコメントを拝見したんですが、こちらは記憶の「重なり」を一枚の絵画上に再構成した作品とのことです。

良く見えるように少し拡大すると、画面中央に大きな鳥と、ピンチで吊るされた何か、ペン立て……様々なモチーフが重なって描かれています。

(物理的に)重なってる。

物体に「意味」を求めてしまうのは人間の性だと思うんですが、やっぱり言葉で説明すると違うモノになりますね。コメントを読むとなるほど! とは思うけど、回答ありきの芸術鑑賞は邪道かもしれない。

油画

みょうじなまえさんの作品「Alternative skin」。

藝大の油画専攻というのは押しよせる「新しい表現」を引き受ける場所であって、油絵に留まらずあらゆる手段を使い、芸術表現を行うそうです。
過去の受賞作は内省的な作品が多く、「正直わからん」という部分もあったりなかったり。いや、コメント読めば分かるんですけど、そういう理解の仕方をするぐらいなら「分からんもの」としてありのままを受け止めたほうが良いのではないかと思ったり。

今年はこの靴を見た瞬間にテーマが明確に伝わります。

肌がその人という存在の一番の外皮ではないということ。

それは置換可能なものであり、白黒黄の3色ではなくもっと鮮やかで自由なものであること。

それだけなら説教臭いよくあるテーマですが、この華やかな色彩によって「自由!」という喜びが溢れ、人種問題にまつわるコレクトネスを軽々と超えていきます。

ペインティングまでは「なるほどー」なんですが、もう一枚の皮を服として仕立て、ショップのように陳列したアイディアによって「なるほど!!!!」になった感じがします。

芸術とはなんだという議論に終わりはありませんが、「人の心を動かすこと」であるとするのであれば「伝える技術」は非常に重要ですね。

ちなみにお名前はアーティスト・ネームとなりますが、提示した三田村メンバーと
「は?」
「すみません、本名ではなく作家名で今後活動するそうなので…」
「いや、それは良いんだけど、問題は私がテキスト入れ忘れたみたいに見えないか」
「本名表示の打診しますか?」
「野暮だからしなくていいですよ」
という遣り取りがありました。

まあ、「サンプル・テキスト」とかでなくて良かった。それだと海外に出展しても「は?」って言われるやつだ。


来週は「建築」「先端芸術」の受賞作品をご紹介します。

未来の大芸術家たち展

2019.06.01~2019.07.06
5回目を迎える「平成藝術賞」受賞作家たちによる作家展です。
詳細はこちら

ワークショップ 4月・5月のメニュー更新しました

幅25cm、厚み2.8cmの高級材「青森ヒバ」の一枚板を好きな長さにカットしていただける「青森ヒバのまな板」ワークショップ、人気が集まっています。
言われてみればまな板は「いつ変えようかな?」という、替え時が分からないものですので、この機会にマイまな板を製作してみてください。

材を適切な長さにカットした後に薄くかんなを掛け、ウッドバーニングと言われる技法で好きな絵を描くことができます。
受講される方はご自宅のまな板も薄削りできますので、木のまな板をお持ちの方はぜひ受講当日にご持参ください。

先週末には寄木アクセサリーのワークショップが開催されました。

ご友人同士で参加。

今回から追加されたネクタイピンを作成!
父の日のプレゼントに最適なネクタイピンですが、旦那様でも彼氏様でもお子様でも貰えばうれしいハンドメイドアイテムです。ぜひご参加ください!

ワークショップ netsugi café からのお知らせ

2019.4~2019.5
「netsugi café」4月は「寄木アクセサリー」5月は「青森ヒバのまな板」です。
詳細はこちら

本社工事に伴い、沼津ショールームからのお願い

現在、平成建設本社では一部社屋の建て替え工事を行っています。工事中もショールームは営業しておりますので、ご来場の際は下記地図をご参照の上、県道380号線から左折してご来場ください。

県道380号線からの右折入庫は大変危険ですのでご遠慮ください。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。

沼津ショールームより ご来場者様へのお願い

2019.03
本社の一部社屋の建て替え工事に伴い、南側隣接道路からの左折入庫をお願いしております。
詳細はこちら

2019年ゴーデンウィーク期間の営業について

ゴールデンウィーク期間中の、本社・各支店・ショールーム・関連施設の営業についてお知らせします。休業期間内の資料請求・お問い合わせは基本的に5月7日以降となりますのでご了承ください。

※お部屋探し(平成総研)・入居者様からのご連絡(平成建設)に関しては、ゴールデンウィーク中も各支店にてお問い合わせを受け付けております。お電話にてご連絡ください。

2019年 ゴールデンウィーク期間中の営業について

2019.04.15
平素は、格別のご高配を賜りまして誠に有難うございます。2019年のゴールデンウィーク期間中の営業についてご案内致します。
詳しくはこちら

組織改編がありました

2019年4月に組織変更があり、デザイン部は企画部と一つになって、より包括的・有機的に業務に取り組むこととなりました。
まあその辺は会社の話なので内部で済ますとして、先週、新入社員の紹介を含めた食事会が行われましたので、その様子を少しご紹介します。

会場は沼津市のダイニングバー「aiai」。以前ここで忘年会やった記憶がありますが、わりと弊社社員も利用している模様。1972年開業……弊社よりも17年ほど歴史がありますね。

1皿目。有機野菜のサラダ。
「映える!?」「映えねえ!」という遣り取りがあったんですが、ちょっと人数多くて角度に制限があり、映える写真を撮ることができずただの記録写真となりましたことをご報告します。

かんぱーい。


2皿目。前菜盛り合わせ。チーズが美味しい。イモサラダも美味しい。ヘルシー。

すしざんまい。

見た人の感想
「バブル感漂う」
「バブリー」
「時代をさかのぼってる」

3皿目。自家製サバスモーク。沼津ブランド認定品とのこと。とても美味しい! お酒だけでなくご飯にもあいます。商品はこちら。

ドリンクオーダーを取って回っていたギャラリーの三田村メンバーは、ベスト着用なのが仇となって頻繁に店員さんと間違われており、最終的には店員さんが三田村君と間違われていました。

4皿目。そば粉のガレット。南欧ではそば粉はメジャーな食材。aiaiさんの名物料理だそうです。

これは「体内のアルコール分解速度が人間のそれではない」と社長に褒められた酒豪です。ご本人の可憐なイメージを損ねる危険性があるのでセルフモザイクしてもらいました。
優れた肝臓、A great liver の持ち主です。

5皿目。ホタルイカのアヒージョとパン。アヒージョはスペイン料理ですが洋風居酒屋では良く見ます。

中1の頃の彼女と紆余曲折の末に結婚したという素敵メンズの逸話に驚愕する人。

あまりにロ~マンティックなのでこの逸話を原作にしてマンガを描くことになりました。小学校とか中学校から付き合っている相手と結婚すると、「誠実な人!!」「すてき!!」と女性陣からの評価が爆上がりです。結婚した後に上がってもしょうがないけどな。
「3度目のラブでゴールイン~俺とお前のラブ★ロード 彼女はレマン湖には来なかった~」
お楽しみに。

6皿目。たぶん生ハム。スモーキーで美味しい。生ハムは脚の状態では「原木」と呼ばれます。意外にも25,000円ぐらいで購入できますので、お好きな人はご自宅用に購入されても良いでしょう。
そして「生ハムは薄く切るスキルがあってこそだな」と理解すると良いでしょう。

就活生の時、会社説明会のアンケートに堂々とサンタクロースの絵を描いた方がこちらです。

「当時の採用担当がザワついた(当時の総務部・談)」
「本当あの頃、若かったなって思うんですよ(当人・談)」
その迸る個性を「若かったから」という言葉の範疇におさめるのはちょっと。

7皿目。肉。うまい。柔らかい。

決意も新たにスピーチする安藤課長に、「安藤くんさぁ~、今日はさぁ~、明るく、ポジティブに行こうって、言ったじゃんよォ~」と上司から温かい声援が飛びました。(別にネガティブではない)

「ダチ感覚」
「ダチ感覚だ」
「ダチだ」
と小声の遣り取りがあったことをお知らせしておきます。

8皿目。菜の花のオイルパスタしらす入り。もうお分かりかと思いますが、テーブルの上が乱れているのでハム辺りから接写でごまかしてます。

新人さん。
うちの部署、飲み会って言っても皆それほどお酒飲まないから安心してね~と言ったら、なんか凄い飲む方の人種だった。

9皿目。デザート。多分パンナコッタ。
初心に戻って「映える!?」「映えねえ!!」「むしろ映えさせよう!!!」と、イメージショットを捏造しておきました。

社長に「お前は司会 は 上手いな」と褒められた人。
多くの人を祝福してきた者は、その倍の祝福を受ける権利がある。おめでとうございます!

昨今、会社主導の飲み会や食事会のマイナス面が強調されがちですが、2時間ぐらい顔を突き合わせて話をするという機会は貴重です。普段言えなかったことが言えたり、知らなかった面を垣間見たり、時には業務やプロジェクトの展望について熱く語り合ったり。

以前若手設計士さんにインタビューしたところ、同期で集まって飲みに行っても最終的に建築の話になってしまうと言ってました。食事を共にすることで胸襟を開くことができれば、相手の考え方や目指すものを理解する手助けともなります。

ちなみに富田設計士にこのエピソードを紹介したところ
「俺は建築の話なんてしないね!」
と断言していたので、その辺は完全に相手による。

20人超の食事会だったのでてっきり貸し切りだと思っていたところ、帰り際、隣接する小部屋にて当社以外のお客様を発見。
アッ、すみませんでした。
突然三本締めとかしてすみませんでした。

それでは今週もよろしくお願いします。