漆ワークショップ 今週の平成建設+

お盆なので伊豆のお祭りを紹介します

お盆休みの前後に行われたワークショップのご報告、そして平成建設施工エリア真っただ中の、沼津・三島・熱海のお祭りについてご紹介します。

「あ、伊豆半島いいな」と思われた方はぜひ移住してください。
そしてその際の新築・リフォームはどうぞ平成建設にお任せください。

ワークショップへのご参加ありがとうございました! in 東京

お盆前の8/10、平成建設世田谷支店にて「漆の菓子器」ワークショップが開催され、午前の部・午後の部ともに満席、多くの方が漆塗りを体験されました。

こちらが先生のお手本。牛柄の菓子器です。「漆の器」と聞いて漠然と伝統柄を考えていたんですが、思いがけずキュートな作品だったので驚きました。ヌーベルな息吹を感じます。

講師は三田村先生。

三田村先生

橋本先生。

そして加藤先生。全員、エプロンをしていないのが先生です。

当社の漆職人・有賀大工も参加。

ギャラリーの運用を担当する憲和メンバー(イカス髪型)もお手伝いさせていただきました。

(あそこにツムジがあるのかな…)

色んな年代の方が参加されたワークショップ。お子様も楽しくスタンプされて、作品づくりに参加されていました。

電車かな?

夏を感じますねぇ。蜃気楼は蛤の吐き出す幻の楼閣です。

可愛いネコチャンもいます。猫に寛永通宝、あるいはミスド。
そしてこちらが、同じモチーフの加藤先生の作品です。

上半身と下半身のバランスが美しい。

おぉ。すてき。夢幻的でシャガールのよう。
そしてこちらが、同じモチーフの橋本先生の作品です。

タイトルは「悪い夢」。同じ夢幻的でも甘ロリとゴスロリのような…。(ようかな?)
「漆芸作家7人展」は8月末までの開催です。上記2作品も展示されておりますので、ぜひお近くで素晴らしい作品をご鑑賞ください。

発想逆転、ネガポジ逆転。海中のウミガメ。スキューバーがご趣味でしょうか。お名前を入れて完成です。

小さなベビーも秋を思わせる紅葉木に視線が釘付け。きっと未来の芸術家!

沢山のご参加ありがとうございました! 皆様楽しんでいただけたでしょうか。
次回ワークショップも宜しくお願いします。

ワークショップへのご参加ありがとうございました! in 静岡

9日・10日・11日・12日の4日間、ツインメッセ静岡にて「鉋削り体験&コサージュ」ワークショップを開催しました。

鉋を「引いた」時にできる薄い木の皮、これは「削り屑」とか「かんな屑」などと呼ばれているんですが、NO。クズはNO。

お花になるのです……

大工イベントは幾つか開催させていただきましたが、netsugi workshop の出展は初めて。大工たちも手探り状態での参加となりました。

小さな大工さんと、大きな大工さんで一緒に鉋掛け。
本社のある沼津市に比べると会社の知名度は低めだったそうですが、逆に、当イベントを通じて「大工を育てる建築会社・平成建設」のアピールができたのは大きな収穫でした。

どうですか、この、初めての鉋掛けを見守るダイスケ・高橋(大工)の絶妙な表情。完全に参観日のパパ目線。初対面の方にパパ目線。

今回、思い切って過去のワークショップコンテンツも物販してみたそうです。

お手に取っていただいてありがとうございました!
今回、物販を通して大工たちも自信を得、また、「体験を提供する」ことと「商品を提供する」ことの違いについて色々感じる点があったようです。

モチーフの選定が職業病的かなぁ…。
いっそピアスにすれば面白いのに。耳から鉋ぶら下げてる人とか、面白すぎでしょ。

次回のワークショップは未定ですが、開催の際にはぜひご参加ください。


そして17日・18日の二日間は、沼津市にて「ペン立て」のワークショップを開催しました。去年もペン立てだったんですが、今年はベースの種類が増えたため、よりクリエイティブが爆発するワークショップとなりました。

あ、想像以上に上手。可愛い作品ですね。

うん。見本と同じ恐竜でも、プリミティブなパワーを感じる。やはり大人が幾ら擬態しても、キッズのクリエイティビティには及ばぬ。将来はゲームデザイナーとかどうですか。

はえー。これは良くできてますね。
これ、大工が後ろで見ながら「アッ、その発想はなかった!」と感心していたそうです。これもキッズならではの想像力。君はアレだ、プロダクトデザインに進むといい。

「夏休みこどもだいがく」には連続して出展していることもあり、両日とも途切れることなくお客様がいらっしゃったそうです。「大工さんのいる会社」として、より一層平成建設に親しんでいただければ幸いです。

次回のイベント「This is NUMAZU」にもぜひご参加ください。

スタッフとしてイベントに参加した西岡メンバーの記事はこちら。

木のカスタネットワークショップ

ワークショップレポート【木と遊んでわくわくものづくり】

2019.08.21
今回はツインメッセ静岡から出張ワークショップです~‼ 良い天候にめぐまれたな~‼‼‼
詳細はこちら

夏まつり in 熱海

熱海の夏祭り・来宮神社例大祭は7月15日・16日の二日間開催されます。
例年のことですが梅雨が明けきってないので雨になりがち。今年も雨でした。慣れてます。

熱海の夏祭り 山車

熱海の祭りは山車とか神輿とかがメイン。1日目はコンクールがあるため、どの町内会も海岸まで行くんですが、2日目は「山車を肴に酒を飲む会」になっていることも多いです。この山車は山の手の町内会ですね。桃山・東田原・田原本町。さっさとパレードして地元で酒盛りモードかな?

熱海の夏祭り山車

これは新宿町の山車。熱海には銀座も新宿もあるんだぜ。
この演出、言われてみればホストぽさを感じなくもない。

熱海の夏祭り山車

なぜそれをモチーフとして選んだのか。

熱海の夏祭り山車

こちらは当年の当番町だったらしい咲見町です。
町内ごとに囃子が異なるため、昔は山車がすれ違う時は「どちらが相手の調子に引っ張られるか」を大音響で競っていましたが、最近は「あ~、●●ちゃ~ん!」「わ~、●●ちゃ~ん!」みたいなノリでした。まあ、同級生だしね。

しかし「責任」当番町って語感が独特だな。

屋台のいちごあめ

彼女は3つも「いちごあめ」を買った。ようこんなえげつない色合いのものを食べようと思うなあ。キッズはすごい。
人口減少もあり以前ほどの規模ではないんですが、お子様の地元(茂原)ではあまりないタイプのお祭りだそうで、中々喜んでました。

熱海の夏祭りの獣

狐もいたしね…後半動かなくなってたけど……

天狗が歩き回って粉撒いたり、神輿が海に入ったりするので、観光の日を合わせると二倍お得。ただし市内中に交通規制が入るので、車での移動には向きません。ぜひお電車にていらっしゃってください。

熱海の夏祭り神輿

ラッピングされた神輿。シュール。

夏まつり in 三島

三島の夏祭り・三嶋大祭りは8月15日・16日・17日の三日間開催されます。
伊豆の国一宮である三島大社のお祭りは、流鏑馬やら頼朝パレードやら内容が盛り沢山なんですが、参加しない民からすると「屋台! 屋台!! 屋台!!!」のイメージです。

通常だと会社の前から広小路行きのバスが出てるんですが、お祭り期間中は駅付近が通行止めになります。どれぐらい遅れるか分からないので、こういう時には電車が最適。

駅前から歩行者天国となり、三嶋大社まで屋台が左右沿線に展開しています。
毎年屋台の料理を持ち帰るためだけに参加してるんですが、昨年買ったお好み焼きが「お好みパンケーキ」だったので、今年は違うお店で買おうと決意しています。

いや、パンケーキが悪い訳ではない。ただ、求めていたものと違うというか……そうめん食べたい時にうどん出された気持ちというか……

今年はここに並ぶ。いわゆる広島風ですね。パンケーキの反動で、生地が薄ければ薄い方が良い気がしている。

戦利品を片手に Return to 広小路駅。滞在時間20分。我ながら無駄のない動きで帰宅しました。
もちろんお祭りなので山車も出ています。こちらは広小路前の山車。西連。にしれんてなに。にしれんちょう? 拡大すると「西部地区自治会連合会」というのが見えました。あぁ、それで西れ、いや分からん。それは流石に。

提灯を撮影していたら

突如として漲る躍動感!

今年は台風が接近しており、強風にあおられたお祭りでした。

三嶋大社のお祭りは毎年芸能人が頼朝公に扮するパレードが人気だそうです。が、個人的には、三嶋大社内に期間限定で開設される、レトロな「お化け屋敷」にロマンを感じずにはいられません。
あれは令和に受け継ぐべき昭和の文化だと思います。

夏まつり in 沼津

熱海の夏祭りが来宮神社、三島の夏祭りが三嶋大社の大祭であるのに対し、沼津の夏祭りは商工会議所がメイン。日程はお盆に制限されることなく「7月最後の週末」、会場も神社周辺ではなく商店街で、同日「狩野川花火大会」も開催されます。
今年は7月27日・28日に開催でした。

が。

台風の接近により花火が延期!
日曜日にわざわざ沼津に出向くほどの祭ラーではないので今年は参加を見送りました。ちなみに昨年も台風の影響で延期となっております。何なんですかね。温暖化ですかね。

代わりに、8/8に上土町で開催された「沼津ナイトマーケット」の様子をお伝えします。

上土ナイトマーケット

「This is NUMAZU」も中央公園で行われるんですが、この周辺は夜間のイベントが多い印象。飲食店が多いせいかもしれません。

上土朝日稲荷

ナイトマーケットは「夜の稲荷市」ということで、こちらが祭神になるんでしょうか。上土会館横の上土朝日稲荷神社です。
駅前と沼津港に挟まれたこの辺りは、地元の人でなければあまり行くこともない場所です。

シャッター街

少し時代に取り残された感じがするんですよね。

シャッター街

ただ、そういうエアポケットのような空間に惹かれて、逆に若い世代が流れ込み、新しい場所を作っていく。
沼津は少しずつ再生している途中なのかなあという感じがします。

それでは参加された社員の証言をもとに、ナイトマレポ開始。

ナイトマ寿司

「気合を入れて18時に会場入りするも、「にぎりナイトマセット」は売り切れ」
(次回は17時から並ばないと…!)

「大本命!  酛もとのバターチキンカレー(ルーのみ)は無事購入!」
しかし、もう一種類のカレーもお薦めされ、両方購入したそうです。ルー&ルー。笑。

「こちらはお薦めされたゴアのカレー。酸味とスパイスがあとをひくうまさ。お酒にもご飯にもあいます」
( 酛もとさんは居酒屋なので日本酒のアテとしても良いのかも?)
(カレーで日本酒飲んでる人みたことないけど)

「オペラの魯肉飯は八角が効いた本格的な味!」
(炭水化物ばんざい!!)

500円から700円ぐらいの価格帯で、テイクアウトをメインに催される小さな夜市。ステージで演奏などもあり、そのまま狩野川沿いのテラスで食事する人も多かったようです。
観光客を呼び込む祭りではなく、地元の人がふらりと立ち寄り、地元のお店の美味しいものをいただく集まりは、祭りの本質により近いのかなあと思います。

沼津にいらっしゃった時は、ぜひ小さなナイトイベントにもご注目ください。

帰り際に新しいお店発見。ケーキ屋さんだそうです。