インテリアコラム

ボーナスで叶える! 厳選インテリア5選

クリスマスイルミネーションとお正月アイテムが競合するのが、何とも日本らしい年末の風景です。しかし年末だという実感が伴わないのは、未だに美しい銀杏並木が眺められる暖冬のせいなのでしょうか。

 

さてこの時期、勤め人の一番のお楽しみといえば、そう、ボーナスです。
支払いや貯金以外に、一年頑張ってきた自分へのご褒美を、と楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

とあるランキングによると「ボーナスに買いたい物ベスト3」に毎年入るのが、インテリア・家具だそうです。まとまった金額が手に入ると生活の質を上げる物が欲しい、と考える方は多いようですね。
そこで、ひとつプラスするだけで見慣れた部屋がランクアップする「使える」インテリアアイテムを厳選してご紹介します。

定番アイテム×新色、空間をワンランク引き上げてくれる最強タッグ Series 7 / Arne Jacobsen

7chair

知名度の高さと人気で、もはや説明不要とも思えるセブンチェア。今更? と思われるかもしれませんが、今年のミラノサローネで発表された新色が秀逸で話題を呼んでいます。
定番商品に限定カラーの追加というのはよくある話ですが、今年のカラーは「分かっているけど」欲しい一色。

それを生み出したのは、デンマークを代表する現代アーティスト、Tal R(タル・アール)

今回新たに作り出されたのは9色。
色を「ストーリーと調和」と捉えているという彼の色は、馴染みの良いブレンドカラーで、空間や状況によりその表情を豊かに変化させてくれます。
しかし、目を留めずにはいられない静かな主張もあるのがタル・アールの世界。ひとつひとつの色に込められたエピソードも楽しみながら、選びたい逸品です

おうちでゆらゆら♪ 自宅でリゾート気分 ハンギングエッグチェア / ヤマカワラタン

hanging

ハンモックやハンギングチェア。インテリアショップなどで見かけると、ついウチにも…と妄想してしまう、大人も子供も大好きアイテムの一つではないでしょうか。最近はデザイン、バリエーションも豊かな品揃えで目移りしてしまう程です。

しかし、コンパクトになったとはいえ、やはりある程度のスペースと取り付けに工事が必要な物も多いのが実情。
そこで、工事不要のハンギングチェアを探してみました!
ヤマカワラタンのハンギングエッグ スタンド型。卵型のシンプルなデザインが素敵です。約1m×1mのスペースから設置が可能なので、おうちリゾートがぐっと現実に。

スイッチオンで、自宅がボタニカルカフェに? forestarium / PIANTA×STANZA

lighting
花や緑に囲まれると、自然にホッと一息できて落ち着きますよね。植物の持つ癒し効果を取り入れられる、フラワーショップが併設されたボタニカルカフェや、様々なインテリアグリーンが選べるライフスタイル提案型のショップは、近年とても人気です。お部屋にも、インテリアグリーンを取り入れている方も多いのではないでしょうか。

既にお部屋にグリーンを置いている方、これから予定している方どちらにもグリーンを更に楽しめるアイテムを見つけました。

「forestarium」は、植物と照明装置を融合させ、 植物を照明器具として楽しめるだけでなく、 天井に葉の影を投影させ、 室内に壮大な森(大自然)を再現する商品です。植物が変われば天井に映し出される森の雰囲気も変ります。
あなただけの、緑のプラネタリウムをどうぞお楽しみください。

収納もスリムに、スマートに airs スリムチェスト / cosine collection

chest

リビングスペースや、LDK。おうちの中で一番過ごす時間が多く、使用頻度が高いのでつい普段使いの物を置いてしまいますが、家の顔ともいえる場所なのでなるべく綺麗に、すっきり暮らしたいものです。
そんな散らかりがちなパブリックスペースに、+1するとしたら…
スマートに雑貨を隠して、移動可能。欲張りな願いを叶えてくれる収納として、お勧めしたいのがこちら。

スリットで適度に視線が抜け、落ち着いたウォルナット材が上質なチェスト。
収納があるとそのスペース分だけ物が増えてしまいがちですが、収まらない物は置かない!というキモチが片付いた寛ぎスペースを維持する秘訣です。
見た目も軽快で機能的な収納は、プチミニマリストをサポートしてくれる強い味方となってくれるかも。

空間を引き立てる、スパイス的存在 モビール / tempo

mobil

手軽に部屋の雰囲気を変えてくれるアイテムの一つとして、お勧めしたいのがモビール。
ミニマリスムな部屋でなくても、背景にあるアイテムと絡めてコーディネートすればこなれ感を確実にUP出来るのと、インテリアアイテムとしてはお手頃な価格で手に入るのが何より魅力的です。

tempoと名付けられたこのモビールシリーズは気鋭の建築家、デザイナーによるもの。それぞれの解をどう活かすかは、手にしたあなた次第。

眺めているといつもより時間の流れがゆったり感じられ、部屋に差し込む光の移ろいをも感じさせてくれる。こんなアイテムを使いこなせるオトナになりたいものです。

designed by: DRILL DESGIN/MUTE/藤森泰司/寺田尚樹/村澤一晃/mother tool

今年もあと僅かとなりましたね。
これからも皆様の家づくりや建築に、お役に立てる情報を発信していきますので、2016年もどうぞ宜しくお願い致します。