今週の平成建設

今週の平成建設 3月4日

3月1日より新卒採用が解禁となり、当社も様々なイベントに参加しております。新卒採用は毎年倍率が上がり続ける超売り手市場ですが、景気改善とかいう以前にダイレクトな人口減少を感じますね。

日経電子版にて興味深い記事がありました。

若手社員「就活やり直すなら商社・金融よりメーカー」(NIKKEI STYLE)

入社1~3年目の社会人に「やり直すなら」をアンケートしたしたところ、メーカーが人気になったという結果。就活生は知名度で選びがちですが、実際に勤務してみると見方が変わるようです。

モノづくりの現場は良いですよ。働いている実感が湧きます。自分が何をして、それがどういう風に活用されているのか肌で分かります。
私も就活している時分は「そんな綺麗ごと聞いてられっか」と、わりと斜に構えていたんですが、実際こればっかりは社会人にならないと実感できない部分でもあります。最近は賃金よりも「いかに自分の人生を充実させるか」を重視する人が増えていることですし、ぜひこの機会に「働くとはどういうことか」を一考していただければと思います。

ちなみに「斜に構える」は元々刀を斜めに構えることでして、「隙のない態度」や「改まった態度」という意味でしたが、刀を構える機会がめっきり減った現在、斜めに構える=正面から捉えない=ひねくれた態度や皮肉っぽい捉え方 という風に意味が変わっております。

こういう変遷の過渡期にある言い回しは、使う時にどうするか結構悩みます。

静岡市にて新築住宅完成見学会を開催します

3月16日、17日の二日間、静岡市にて新築住宅完成見学会を開催します! 当見学会は予約制となりますので事前のお申し込みをお願いします。
見学会を開催させていただくのは、モダンな土間が印象的なお住まい。

式台の相生杉の木目が清々しく、間接照明でモダンな印象に。そして式台の対面には漆塗りの長い長いディスプレイゾーン。約3.3mとのこと。

制作中の様子。とても長い。当社漆職人が仕上げた逸品です!

表面もいいけれど、材の耳もいい味を出していますね。節句飾りや季節のディスプレイでお客様をお迎えします。

土間はLDKに繋がっていますが、ガラスの開口が開放的かつおしゃれ。LDKに繋がる扉とキッチンに繋がる扉の二種類を設けることで、使い勝手が各段に良くなりました。
買い物した荷物を直接キッチンに運ぶことができる。小さなメリットのように思えますが、毎日の積み重ねを考えればとても大きな違いです!
そして実はもうひとつ動線が。

こちらの一番奥、張り出した壁の「向こう」にご家族専用の動線があります。ここで写真正面の植物の位置をご確認ください。

そしてこちらの植物の位置と重ねてみてください。90度曲がって、ご家族用の動線はクロークに直結しています。使い勝手を考えられた配置はまさに自由設計の強み!

その他、様々な使い方を想定した「うんてい」や庭と繋がる空間デザインなど、見所たくさんのお住まいです。
こだわりと工夫が詰まったオーダーメイドの注文住宅。ぜひご予約の上、ご来場ください。

静岡市葵区にて 新築住宅完成見学会開催

2019.03.16~2019.03.17
玄関から長い土間が続くお住まいが完成しました。予約制の見学会ですので、ご予約の上、ご来場ください。
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今週から「タラセア展」が始まります

3月6日より「星野尚 タラセアの世界展」が開催されます。
平成建設世田谷支店にご来場の際は、ぜひ繊細な作品の数々をご鑑賞ください。
初日の6日から9日まで、星野先生が在廊されます。詳細についてはギャラリーまでお問い合わせください。

星野尚 タラセアの世界展

2019.03.06~2019.04.11
スペインで本格的にタラセア伝統芸術技法を学んだ「星野 尚」の、当館で二回目となる展覧会です。
詳細はこちら

「あかり動物病院」様内覧会のようす

去る2/23、24の二日間、伊東市の「あかり動物病院」様にて内覧会が開催されました。
当日は多くの方にご来場いただきました。

皆さん愛犬愛猫とご一緒ですねえ。

内覧会当日はフードサンプルのプレゼントが!
こちらドクターズダイエットという商品で、レビューを見る限りとにかく「食いつきがいい」そうです。療法食の場合、幾ら成分が良くても食べなかったら意味がないわけで、やっぱり美味しく食べてくれるのが一番重要ですからねぇ。

確かにチラシには「似顔絵師がやってくる」と書いてありましたが、まさかペットの方の似顔絵だったのかい。まあ……それはそうか。
見た瞬間、ちゃたろう君(多分)はキャバリアっぽい柄だなあと思ったんですが、いや、ちょっと待て。となりのあずきちゃん(多分)とのスケール感、そしてお鼻のまわりのもしゃもしゃ&おひげ……
いや、これは二匹ともシー・ズーですね!?(犬種探偵)

3/1より開院されています。
あかり動物病院さんはペットホテルを併設されていて、爪切りのような簡単な処置でもお気軽に! とのことなので、近隣の愛犬家愛猫家の皆様、病気でなくてもぜひ一度ご来院ください。

あかり動物病院

2019.03.01 OPEN
ともに暮らす「ご家族」のけがや高齢化に伴う病気などの不安を和らげる灯(ともしび)になるような病院を目指してまいります。
公式サイト

ワークショップのお知らせなど

沼津市の netsugi café では3月「削り華のコサージュ」ワークショップを開催します。ご家族ご友人お揃いでお申込みください。

ワークショップ netsugi café からのお知らせ

2019.3
「netsugi café」3月は「削り華のコサージュ」です。卒園式、卒業式に手作りのコサージュで参加しましょう!
詳細はこちら

また、4月より「netsugi school 2019 春」が開講されます。netsugi school は通常のワークショップと違い、制作物を図面から書き起こし、自由なものづくりにチャレンジできる木工教室です。大工と一緒に本格木工を愉しみませんか?
ただ今受講生募集中です!

netsugi school 開講のお知らせ

2019.4~2019.6
大工と一緒に道具の使い方を一から学ぶ本格派DIY教室「netsugi school」2019春期が4月7日より開講します。ただ今受講生募集中です。 
詳細はこちら

最後に首都圏でワークショップ参加のお知らせです。3/23、24の二日間、新宿中央公園にて開催される TOKYO outside Festival 2019 にネツギワークショップが参加します!
メニューが決まり次第お知らせしますので、ぜひ該当日は予定を空けてお待ちください!

下を向いて歩こう

ラブライブのマンホールでお馴染みの沼津ですが、ふと、通勤途中にある道路の蓋を眺めながら出社してみました。

これは1993年に制定された沼津のご当地マンホール。富士山、千本松原、はまゆうの花があしらわれています。市の木である「松」、市の花である「はまゆう」、そして市の山である「富士山」……うそです。きっと手前に佇む愛鷹山が市のシンボルに違いありません。ここは謙虚にいっとこう。

マンホールの蓋に意匠を凝らすようになったのは1970年代からだそうですが、広く耳目を集めるようになったのは、海外からの旅行客が「Only in Japan」と取り上げたあたりからだった気がします。基本的にマンホールの蓋なんて見ませんし、見ても模様がついてるなぐらいしか思いませんからね。ただ、改めて蓋を見ると意外と色んな種類がありました。

上水道の仕切弁のふた。
水道菅を一定の区画で仕切っているのが「仕切弁」。水道管が破断した時など、この仕切弁を閉めることで断水の被害を最小限に抑えます。しかしこのデザイン……炭酸水だろうか。

消火栓のふた。
ファンタオレンジ。消火活動の際はここからジュ、いや、水を供給します。平成23年より「分かりやすく、親しみやすくするため」四角形から円形になったそうですが、消火栓に親しみを覚える必要性があるか? 円形になって親しみを感じるのか? は謎です。

小さな下水のふた。
中央にあるのは沼津市章です。千本松原の松葉と沼津の「ヌ」を組み合わせた愉快なデザインですが、ヌの美脚アピールが激しい。正面立ちか見返り立ちかは見る人の感性による。

小さなおすいのふた。
雨水と区別された生活排水の菅に繋がっています。おすいとうすいは結構紛らわしい。ただ、どうにも「うすい」のふたは見つからなかったので、雨水は側溝に直流しが主流である模様。

バルブのふた。
栓を開けたり閉めたりする装置が入っています。水色なので上水道かな。ブの右下の余白が気になる。濁点を右下にすればいいのに。

またお前らか。セットで配置されていることが多いこのふたつ。

小さなげすい(デザイン入り)のふた。
下水のふたは僅かにデザインが違うものを多数見かけたので、頻繁にデザインがアップデートされているようです。

地味な仕切弁のふた。
色をつけてもらえなかった可哀想なふた。

制水弁のふた。
液体の流れを制御するものをまとめて「制水弁」と呼びます。仕切弁は制水弁の一種。これは細かい分類がなかった頃のふたかもしれません。歴戦の勇者。

量水器のふた。
水道メーターよりも量水器という呼び方の方にセンスを感じます。日本語すごいな。

上水道の空気弁のふた。
吸気・排気ともに行いますが、断水工事の前後に活躍することが多いようです。水抜きの為には吸気が必要で、工事中にエアが入った場合は排気が必要になります。この場合のつぶつぶは酸素かもしれない。

ねこ。
通勤途中に見かけるねこ。野良キャットのわりにふとましい。

ガスバルブのふた。
錆びの質感に時代を感じます。

同じものかと油断したら文字が違った、ガス水取器のふた。
ガスの配管に溜まった水を除去するためのものだそうです。

静岡ガスさんのふた。
この「ザ・21世紀」のような図形は、静ガスさんの旧社章とのこと。なぜ緑なのかは不明。

小さなおすいのふた。
オールドバージョン。徐々に白いやつに世代交代しています。

小さな下水のふた。
おすいと下水の違いがいまいちわからん。この「エ」みたいなデザインがマイナーチェンジしている理由もわからん。

地下に電線がありそうなふた。
ビリっとしますよという意思は伝わります。

瓦斯のふた。
Gマークはゴキブリ殺虫事件の現場検証……ではなく、この辺にガスの配管があるぞという印です。赤字のGは古いガス菅(銅管)、緑字のGは新しいガス管(ポリエチレン菅)。

装うことをやめた下水のふた。
きみをオリジンと名付けよう。

側溝。
高確率でヒールを飲み込む。そして削る。こんな小さな穴、狙う方が難しいのになぜ?
(穴ではないところにつま先をつくと、丁度かかとが穴に嵌るのだとおもう)

比較的新しい、小さな仕切弁のふた。
「上」「水道」という分かりやすい表示から「D」「200」という暗号に置き換わっています。

中部のふた。
この「CHUBU」はふたメーカーさんのお名前でした。一瞬中部電力かなと思ったんですが、そもそも沼津は東電エリアだった。

木を伐ったあと。
無事に本社に到着しました。

それでは今週もよろしくお願いします。