静岡ショールーム

インテリアグリーンの魅力

おはようございます。設計の小泉です。私が静岡ショールームの「植物係」を任されて、1年3ヶ月が経過しました。今日は、「育てやすいインテリアグリーンの魅力」についてお伝えします。インテリアグリーンの魅力の一つは、室内で身近に緑を楽しむことができるということです!また、建物や家具と同じように経年変化を感じることができます。

現在、静岡ショールームでは大小合わせて15種類の植物と名前の分からないサボテン類を数種類を生育しています。朝の日課は、植物の状態確認と水やりです。

今年は梅雨が長く高湿度の日が続き、同時に水やりするかどうか悩ましい日も続きました。土が乾きにくい状態が続くと、カビが発生することも…人や植物への影響が心配で、お花屋さん(MILK FLOWERS様 ※)へ相談したところ「アルコールの噴霧と風通しを良く」というアドバイスをいただきました。MILK FLOWERS 様には、植物のことで困った際に相談にのっていただきます。身近にあるものでの解決方法などを教えてくださり、助かります。さっそくアドバイスを実行して、無事に元の状態に戻りました!!一安心です。。

※MILK FLOWERS 様は6/11のブログにも登場!

室内植物のいいところは、必要な環境の整うところへ移動できるということですね。育てていて「なんだか元気がなくなってきたな…」と思ったら、自然光が入る場所へ移動することもできます。自然光をそれほど必要としない植物は、お部屋の模様替えに合わせて移動することもでき、置き場所の自由度が高いと言えます。

大きな鉢の植物は、簡単には移動できないので、植物の特性を考慮して置き場所を決めます。こちらのバッサイヤは、「ほんのり光が入って、エアコンの風が当たりにくいところ」ということで決めました。室内で植物を育てるには風の流れも重要ということで、窓を開けたり、小型の扇風機で補ったりしています。風通しがいいと、虫がつきにくいのだそう。

ショールームにある植物の中には、スタッフから譲り受けたものもあります。背の高い順に…育てて大きくなったので挿し木をした、ガジュマル(右)切り花で購入したものが発根したので植え付けた、アイビー(左)増えて株分けした、ピレアサンパウロ(手前)寄せ植えをしてみました。大切に育てていきたいと思います。

こちらはフェイクグリーンではございません!ペペロミア アングラータという植物で、葉は固くプラスチックの様な質感です。植物単体では少し寂しい印象なので、松ぼっくりとドライリーフ、石を置いて…ちょっとした修景ですね。組み合わせも楽しみの一つです。

ここまで紹介した観葉植物は、成長が緩やかで育てやすいものです。植物は、春から夏にかけて成長期を迎えるものが多いのですが、この期間で大きく成長を遂げるものもいます。こちらのウンベラータは、今年鉢替えをしたところ急成長しました。何枚も新しい葉を出して、一日で新芽が開くこともありました。夏季休暇中、さらに成長して幹が傾いてしまったので剪定にチャレンジしました。

こちらのパキラの成長も著しく、生まれた葉がグンと伸びる日もあります。日々の変化が分かり、見ていて楽しいです。葉の形や大きさ、葉軸の長さがまちまちなのも、環境が影響しているのかなと、つい観察してしまいます。なんて愛らしいんだろう…自然の形は美しいですね!!

今回、登場した植物は比較的育てやすいものだと思います。「樹形」や「葉の形」など自分好みのインテリアグリーンを見つけるのも楽しいですね!好きな空間に好きな観葉植物を置くことが出来たら素敵です♪

最後に、植物係として観葉植物のお世話から始めましたが、今は「切り花」も勉強中です。