この土地に決めた理由

元々お仕事の都合で現場のご近所に住まわれていたお施主様。

ご夫婦どちらも関西出身ということもあり、

いつかは家を建てたいけれど、

東京で建てるとは思ってもいなかったそうです。

 

古家の解体が終わって更地になった現場。

 

転機となったのは、

奥様のお父様が東京赴任になるかも、という一報から。

 

 

金銭面や育児のサポートなどいろいろ検討した結果、

中古住宅を購入し2世帯住宅にリノベーションする案が浮上したそうです。

 

 

場所はお子様の保育園問題から

現在お住まいのエリアで探し始めたところ、

すぐに今回の現場となる物件に出会いました。

 

現在のお住まいからも近く、

少し奥まった住宅に囲まれた静かな場所で、

土地は借地でした。

既存の建物は古く1階は薄暗い印象で、

駐車場は軽自動車しか停められないという条件でしたが、

お施主様にとってこれらは全く問題なかったとのこと。

 

この角の家が今回の現場となる土地。古家は築40年。

 

むしろ、

お施主様の現在の生活がそのまま営める立地は好条件であり、

所有権の土地に比べ土地の価格が安い借地が魅力的であったこと、

カーシェアを利用しているので車を所有していないこと、 

そして、最大のメリットは東京都と区が連携して実施している、

不燃化特区制度の助成金対象地区に指定されていたことです。

(老朽建築物を除却し建替えを行う場合には

除却費用と建築設計・監理費を助成してくれます。

令和2年度までの政策予定だったのですが、

場所によっては延長も決定したそうですよ!)

 

そのため、リノベーションではなく新築住宅の計画に切り替え、

この土地に決めたそうです。

 

 

 

好条件な土地も見つかり、

家づくりが盛り上がりをみせた最中、

お父様の赴任の話がなくなりました。

そう、2世帯住宅プロジェクトも白紙です。。。

 

 

 

しかし、夢が膨らんでしまったお施主様。

好条件な土地が見つかり、

こんな家にしたいと考えだしてしまった手前、

そう簡単には諦めることができず…

ミニマムな単世帯の住宅に変更してでも

自分たちの好きが詰まった家を作りたい!

そうして今回の家づくりにつながりました。

 

解体がほぼ終わった現場。重機を見せてもらって興奮中のお兄ちゃん。

 

今回、土地を決めるにあたって立地や価格はもちろん、

助成金があることも決め手になったとのこと。

国や自治体で毎年様々な助成金の制度があるので、

家づくりを検討されている方はぜひ!

使える助成金を探してみてください。

平成建設では家づくりを検討されている方に 、

様々な助成金のご紹介もさせていただいていますので、

お気軽にご相談くださいね。

 

 

 

次回からは現場の状況をお届けします!