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大工の日々―平成建設職人集団

ツブ

石川 博康
2018.2.26

こんにちは、大工工事部四課の石川です。

 

最近、少しだけ寒さが和らいできましたね。

 

しかし、寒さの後には奴の訪れが…今年も花粉の季節がやってきました。

 

既にくしゃみ連発の毎日です。

 

 

さて、前回の続きです。

 

何やら謎の半球を発見したところでしたね。

 

これは、やはり「ツブ」を作るためのものでした。

 

ツブを形成するための下地になるようで、この半球に漆喰を塗っていきます。

 

左官屋さんに聞いてみたところ、この半球の型には茶碗を使ったそうです。

 

よく見ると茶碗の形をしてますね。

 

 

まずは「折れ釘」を真ん中の穴の部分に通し、

 

 

周りにモルタルを塗り、動かないように固定していきます。

 

 

お皿の大きさと比べるとまだ小さいですね。

 

続いて漆喰を塗っていきます。

 

 

一回目。

 

うーん、まだまだ小振りです。

 

 

二回目。

 

だいぶ大きくなってきました。

 

茶碗の形もちゃんとした球体へと変化しています。

 

それにしても、この綺麗な球体をどうやって作っているのだろう?

 

気になったので覗いてみると、

 

 

こんな感じで、スポンジで作った型を当てながら球体を形成してました。

 

そして、遂に!!

 

 

ツブの完成です!!

 

球体に歪みもなく、表面もつるつるに仕上がってかわいらしですね。

 

左官屋さんの技術の高さには本当に感動しました。

 

 

足場が無くなった後に、鉄扉を開けてもらうことができたので、すかさず写真を撮りました。

 

鬼瓦、懸魚、霧除け、鉄扉そしてツブ、全てが揃うと迫力満点ですね。

 

何から何まで初めての仕事だったので、今までの作業を思い返しつつ、少しの間見とれていました。

 

 

無事に外部作業が終了し、今は内部の造作工事が急ピッチで進んでいます。

 

 

腰壁、壁ボードも貼られ、だいぶ様変わりしてきましたね。

 

 

腰壁は、沼津から応援で来てくれた木村君が貼ってくれました。

 

 

壁ボードは、5月に墨消しをしてくれた内川君が再び戻ってきて、貼ってくれました。

 

お蔵入りしてからというものほぼ一人で進めてきましたが、ここにきて蔵はだいぶ賑やかになってきました。

 

 

そしてそして…

 

 

 

本屋二階の手すり10か所を取り付け終えた原田君が、蔵の二階へと来てくれました!

 

ここでも手すりを4か所取り付けてくれます。

 

頼もしい限りです。

 

 

もちろん、こちらの束もピカピカ仕上げ!

 

さすがですね。

 

 

一方、自分はというと、蔵の土間周りの造作に悪戦苦闘中です。

 

この後には、階段手すりも待っています。

 

まだまだ仕事は残っていますが、最後まで気を引き締めて、焦らずケガのないように進めていきたいと思います。

 

 

おまけ

 

 

先日、平松君に続き、自分の叩き鑿にも卍の彫金をしてもらいました。

 

沼津での8か月にも及ぶ刻み作業をやり遂げた証を形に残すことができて、誇らしい気持ちになりますね。

 

これからも大事に使っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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