大工の日々―平成建設職人集団
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大工の日々―平成建設職人集団

三年目

こんにちは 平松です。

 

T様邸に関わらせてもらって、丸2年という月日が経ちました。1年は加工場で、現場入って丸1年経ちました。自分にとっては3年目がスタートしました。

 

思い返すとこの二年間、ほとんど無垢材しか触っていない事に気付きました。木じゃないのは羊毛くらいしか思いつかないです。

 

 

規格外の材料の大きさにはもうさすがに慣れましたが、大工としてまだまだ足りてないものが見えてくる毎日を過ごしています。

 

 

 

框の床貼りの続きを少し。

 

 

玄関から続く廊下では欅の床と檜の床がぶつかってくるのですが、ここは見切りをつけずに納めるとの指示があったので、サネを入れて続けて貼る仕事をしました。

 

そうなると頭を悩ますのが、貼り終い(はりじまい)。最後の一枚をどう納めるか、です。各所で皆悩んでます(笑)

 

欅の床板は雇いさねを入れていくという加工がされてあったので、床板とサネは別々になっています。

 

 

そこでよく和室の天井でやるように、サネを後から差す!方法でいくことにしました。

 

写真上部からこれだけ送り込みます。反対側からも同じ長さが。加工が上手いんできつい戦いになるかと思っていましたが、ここでも石鹸が大活躍してくれました。無事にごっつんこしてくれました。

 

 

これだけの家なんで、もしも将来きれいに解体しようなんて話になった場合に備えてヒントを残しておきました。

 

 

 

 

 

目の前の敵というか自分との格闘に夢中になるあまり、前から恐れていた気付いたら進んでいる状況もでてきました。

 

 

 

2階では碍子引きも始まっていました!絶妙な線のたるみが重要らしいです。

 

 

 

 

 

 

左官の下地も貼られ、各部屋から小屋組みの仕上がりが見えてきました。

 

 

 

 

 

 

外部も仕上げに近づき、足場があるうちにと網戸が入りました。なんと、網が銅で出来ています。

 

 

 

博康さんのブログにもありましたが、現場はさらに賑やかになり、奇跡の全員30オーバー。が9名です。

 

 

 

フレッシュさにはやや欠けますが、気持ちは若くいきたいと、久しぶりに行ってきました!

 

 

応援に来た人は、とりあえず「やっちゃん」のかき揚げという定番が出来てきました。

 

時間差になってしまいましたが、厚木からも西山君が来てくれてました!

 

 

 

最近はなかなかの勝率。実は青じそドレッシングがかなり助けてくれるんです(笑)

 

明日に影響しないことを願います。

 

 

 

 

 

 

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