マンションならではの床事情

こんにちは

リフォーム部の真田です。

 

現場では床のフローリング貼替が行われていました。

 

床のフローリング貼替には2種類あり、

①貼替

ケレンと言って、もとのフローリング材をコンクリートスラブから剥ぐ作業をし、スラブに新しいフローリング材を貼っていく方法と

②上貼り

既存のフローリング材の上に、上貼り専用のフローリング材を貼っていく方法があります。

 

 

①貼替の方法だと

ケレン作業時の近隣への騒音や、剥いだフローリング材の廃棄処分、ケレン作業にかかる時間などが問題になってきます。

 

②上貼りの方法では

写真のように既存のフローリング材のある場所とない場所(壁や和室等)の

高さが同じになるようにするために、

ない場所にフローリング材を捨て貼りをし、高さを合わせていきます。

その上から上貼り専用のフローリング材を貼ります。

 

 

どちらの方法をとるかは

既存の和室や壁の割合や、既存の床の状態など、

コストを考えながら現場によって変わります。

 

 

 

今回は②の上貼りの方法で行われています。

 

既存の和室の場所にフローリング材を捨て貼りします。

 

隙間なく高さを合わせていきます。

 

その上から上貼り専用のフローリング材を貼っていきます。

白くはみ出て見えるのはフローリング材接着用のボンドです。

 

適当に塗って後から剥がれてしまったら大変なので、隅々までしっかり塗っていきます。

 

角もこんなにきれいに貼られています。

さすが職人技ですね!

 

マンションならではの床事情、奥が深いですね!

それでは次回もお楽しみに