現場

庇を薄くスタイリッシュに仕上げるために

建て方2日目、本日も雲ひとつないすっきりとした天気。 ばっちりと形になってきております。

前回、ご紹介できなかった大工を紹介します。工務の経験を長年重ねた大垣に…

同じく、大垣と同期の小林。

昨日、現場で調整していた垂木部分も見事に組み上がっていました。

古知邸の庇の垂木。
普段の母屋の垂木部分とは違い、庇の化粧を薄く仕上げたいため、下の図のように仕上げています。

普段のやり方では母屋と垂木合わせて厚さ約210㎜以上となりますが、古知邸のやり方だと厚さが垂木分だけとなるので、なんと約90㎜の厚さ…!
半分以下の厚さとなります。
このように仕上げることで、庇部分の化粧を薄くスタイリッシュに仕上げることができるのです。


実はこの垂木部分、うまく合わなかったため、現場で斜めに材を入れ直し再び組み直しました。
現場で組んでみて問題に気づき、スピーディーに対応していく大工たち。

現場には古知監督の姿もあります。
笑っています^^順調のようですね!