鉄は熱いうちに打て

月曜の朝、会社に着いたら今すぐ確認したいことが発生してまして、少し出発が遅れてしまいました。

そしたらもう、打設が始まっていたんですよね…。カメラマンを待っているはずがないですもんね。ミキサー車が来たらすぐ打設!「鉄は熱いうちに打て」と同義語なんだろうな。



基礎の打設、まずは立ち上がり部分からコンクリートを流していきます。多能工・関口がバイブレーターで、堀川がピカコンでコンクリートの気泡を抜いて、密度の高いしっかりした基礎にしていきます。

室内部分の立ち上がりにひととおりコンクリートが入ったら、広い土間の施工になりました。

バイブレーターをしならせて鉄筋に押し付けるようにしながら、地中梁部分の気泡を抜いていく関口。まるで自分の手先のように道具を使いこなしていきます。

途中で、広い土間部分にぴょこぴょこと立つアンカーの高さが合っているかをチェック。この上に建つ柱や壁を支えるアンカーなのでしっかり測りたいところ…ですが、渡辺は遠くを見ています。


渡辺の目線の先には、「レベル」という測量機を用いて高さのチェックをする堀川。メーカーにもよるようですが、20~30倍の倍率があるそうです。

2018年開催の感謝祭では、実際に「レベル」をお客様に体験していただきました。ピンポイントですが遠くのものを見られる面白さに、夢中になるお子様続出でした。

アンカーの高さチェックとはいえ…きれいにならした土間にためらいなく入っていく渡辺。小学校の国語の教科書で読んだ「コンクリートのくつあと」を思い出します。(ローカルネタでしょうか)




「オッケーです!」堀川から声がかかりました。

最後に、自分の足跡をきれいに埋めて、土間の施工完了です。