空間の形が見えてきました

昨年末、別現場の竣工検査の帰りがけに見学させていただいたH様邸。

入社して二年半の私が今まで見た中で一番大きな現場で驚き続きでして・・・。

 

はじめて訪れたときは柱と梁があらわれている状態だったのですが、

まず、現場監督さんも後にも先にもあまり見ることはないと思う、

とおっしゃるくらいの大きな筋交いをみて感嘆。

一体、どうやって取り付けたのでしょう…?

 

設計の同期、先輩が協力して作成した金物配置図を見て驚愕。

耐震補強のために配置した金物の振り番号ですが、アルファベット周期を3周はしたとのことでした。

軒数にして三軒分の労力。

 

そこから数週間が経ち、年明けに本社から三島南ショールームへ異動になったのですが、改めて訪れると、柱と梁の躯体から木下地が組まれてボードが施工されている段階に入り、新しい家の形が見えてきておりました。

  

 

天井、壁とボード面が貼られるとこれまた光の行き届いた明るい空間へと印象が変わります。

ちょうど私が立っているライン辺りにあった二つの部屋を隔てる壁がなくなっています。明るいLDKへと変わっていきそうです。

建具枠やキッチンカウンターの造作もみえてきています。

  

ちなみに、私は iphoneを片手に360度カメラで記録写真を撮っていました。

各所で働く大工さんの作業の邪魔にならないよう隙を見計らって三脚に設置した360度カメラを部屋の真ん中に設置。

wifiで360°カメラとアプリを連動させ、遠隔操作で撮影します。

上下左右ぐるりと撮影できるので、非常に重宝しています。

 

その日現場にいけなかった上司との現場状況の共有ができ、また現場を離れても、後から気になるところを確認できてもう手離せない仕事道具です。

 

木工事完了に向けて着々と進む現場。

新しい生活空間が形になってくるのが目に見え、わくわくします!

リフォーム部

はじめまして。
高校生のとき、地元の一軒の廃れた町屋が、
建築学科の大学生の手によって素敵なカフェに生まれ変わり、
そこで過ごした時間がこの世界へ一歩足を踏み入れるきっかけでした。

お客様の理想の生活と空間づくりに+αの手助けができるように、
日々、手を動かし、足を動かし、よく遊び、生活をし、
たくさんの引き出しを作っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

現場
広い実家が生まれ変わる! 二世帯住宅リフォーム