新築時こそ、地震への備えを

沼津市のこちらの現場、現在は木工事真っ最中。大工が腕をふるっています。


この日は、工事部・平賀が来ていました。巡回チェックだそうです。「ここの現場、昨日なら大工工事部の検査があったそうですよ。そちらのほうが見ごたえあったんじゃないでしょうか」 前日が検査日だったとは知らなかった!しかし、工程ごとに検査がしっかり入っているということを聞いて、安心感を覚えます。 

さて、中の工事は、

白アリ対策を施されたパネルの横に、木造住宅には不釣り合いの黒い構造体が。これがもしや 制震ダンパー!

こちらはキッチン背面の壁。ここにも制震ダンパーが入っています。


平成建設が建てる在来工法の木造住宅は、従前から「耐震等級3」を取得したものを提供しています。耐震等級3とは、主に消防署や警察署など、防災の拠点となっている建物と同じレベルだそうですが、さらにこの制震ダンパーをいれています。「ちょっと過剰じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんね。しかし、30年以上前から来る、来る、と言われ続けている東海地震。幼少期からこの地域で育った私には「とても恐ろしい存在」として刷り込まれているので、個人的には、備えとしてできることはしておいたほうがいいと思います。

昨年開催した「30周年記念感謝祭」で、制震ダンパーなし あり の状態を体験できる地震体験車が来ていたので私も乗ってみました。

Youtube:熊本地震相当 制振装置 なし
8秒くらいから揺れ始め、14秒くらいでグラグラっと強い揺れがきます

Youtube:制振装置 あり

いかがでしたか?体験したときは「制振装置付けたほうが安心!」という気持ちになりました。1年以上経ってこの動画をみてみると、手ブレがすごくて地震体験車の揺れが伝わらないかも、と不安になってます。すみません、カメラマンは私です。




そういえば、工事部・平賀による巡回チェックの結果はどうだったのでしょう。

「概ね問題なし、です。ひとつ気になったのは、工事看板の宣伝ポストが空なので、ちらしを補充してほしい、ということです」

現場近くを通られた方に、平成建設のちらしが人気のようですね!制作側としては、ありがたいことです。