ライフスタイル

うちのお風呂には何もない

「サイズの大きな鏡も選べますよ!」
新築のお住まいを建築中の社員さんが、バスルームのショールームを見学されていた時に言われたそうです。その社員さんの答えは「小さい鏡で十分です、棚も全部外して下さい。」と。

さて、この心理。お風呂掃除をする方ならわかるはず!お風呂の【鏡】と【棚】の掃除はとても大変。できれば手間を減らしたい。私も、新築建築中に同じことを思いました。そして、我が家のお風呂は「鏡なし・棚なし・窓なしの、何もないお風呂」になりました。

建築から3年経ちましたので、この結果どうだったか考察をしてみようと思います。

●鏡なし → 困らない
私は目が悪いのですが、お風呂に入る前にコンタクトレンズを外します。ですので、お風呂で鏡を見ません。(見えません)夫は目が良いですが、髭剃りなどは朝洗面で行う派なので、鏡を使いません。ですので「鏡が必要な場面」はありませんでした。

●窓なし → 困らない
お風呂の窓の役割は「換気」「明り取り」だと思います。(眺望が良いという敷地でしたら、ぜひ窓をオススメします)「換気」に関しては、最近の換気扇は性能が良いため、窓を開けなくても十分な換気量があります。夜入浴後、換気扇を回せば朝にはカラッと乾いています。「ではハイターなどの換気が必要な洗剤はどうか?」ハイターなどを使うことがありませんでした。最近のユニットバスに採用されている排水口は、 抗菌・防カビ効果のある素材やコーティングがされているため、スポンジだけで十分汚れが落ちます。「明り取り」に関しては、入浴時間が夜なので、必要ありません。

●棚なし → 別途取り付け

 ニトリさんで販売されている「浴室マグネット ボトルラック」「浴室マグネット タオルバー」を取り付けています。マグネットで取り外しできるので、掃除がラク。最初は100均で売っていたマグネットフックなどを使用していましたが、お風呂は専用の物を使わないとサビます!


「鏡なし・棚なし・窓なしの、何もないお風呂」がどうか、と言われたら、「我が家には合っている」との答えです。とは言え、我が家のお風呂は「実用性」しか考えていません。「鏡があると空間が広く見える」「窓があると外の雰囲気がわかってほっとする」「統一された雰囲気のバスルームにしたいから専用の棚が良い」といった実用性以外のメリットもありますので、なくすことだけが正解ではありません。 トップ画にあるように、窓あり鏡ありのお風呂が素敵に見えるのは言うまでもありません。

ただ、1つだけお伝えしたいことは、「設備メーカーのショールーム案内の方からは、取り外しは提案されない」ことです。「鏡はつけますか?外しますか?」ではなく、「鏡のサイズはどうされますか?」とか、「棚はつけますか?外しますか」ではなく、「棚はいくつ必要ですか?」と案内されます。ですので、こちらから言わない限りついてきますのでご注意を。

さて、最後にお風呂の掃除について。静岡ショールームには前職が清掃会社だったお掃除のプロ営業マンがおりますので、その方のお話をご紹介します。「 お風呂上がりには、50度に設定したお湯を、シャワーで壁や床など全体に撒きます。その後、冷水で同じようにバスルーム全体に撒きます。(50度のお湯で皮脂や石鹸カスを洗い流し、その後、冷水を流すことで、バスルームの温度を下げ、菌が広まりにくい環境にする)」これで、ゴムパッキンのカビやピンクぬめりが発生しにくくなるそうです。我が家も毎日とは言いませんが実践中!カビやピンクぬめりにはまだ遭遇していません♪♪