多くの物件を抱え、日々設計に勤しむ平成建設の設計士達。 今の自分に辿りつくまでに影響を受けた建築を、自ら撮影した秘蔵写真と共に公開します。

”SANEKAZU KOFUKU”
BORN 1969 TOKYO

1994年 東京理科大学建築学科 卒業、
1996年 東京工業大学大学院建築学専攻 卒業。
【あなたの好きな○○】Machintosh SE(最初のPCです)/Volkswagen。中でもGOLFは秀逸。/行きたい国はポルトガル。西の果てという意味と、アルヴァロ・シザの建築が見たいです。

 

 

 

CRECER designed by Sanekazu Kofuku

 

Extension of the Court Palace / Richard Rogers
(ボルドー市裁判所/リチャード・ロジャース)
リチャード・ロジャースの日本事務所で働いていた頃にこの建物を知りました。鉄とガラスとコンクリートという硬い素材たちの組み合わせの中に、柔らかなフォルムの木製のヴォリュームが貫入されている様は、とてもチャーミングに思えました。

 

 

 

 

 

 

生時代はもっとソリッドな安藤忠雄氏の建築や、フランク・O・ゲーリー氏のデコンストラクチャーに興味をそそられていました。アアルトは、仕事で滞在したヨーロッパにいるうちには見てみたいと思っていましたが、それ程期待していませんでした。2000年のサマーバケーションを利用し、北極圏の町から首都ヘルシンキまで夜行列車を使いアアルトの建築を巡る旅へ。しかし実際に触れてみて、今まで抱いていた印象がガラリと変わりました。中でもこのセイナッツァロ村役場の素材のバランス感覚、ラフなレンガ、華奢な木フレーム、スムーズなガラス、スチールの線材とそれに緑と水の設え。その素材選定とプロポーションのバランスの舵取りは、今の自分が造る建築に確実に影響を与えていると思います。

 

Säynätsalo Town Hall / Alvar Aalto (セイナッツァロ村役場/アルヴァ・アアルト)