数寄屋のリノベーション_門

 

数寄屋のリノベーション_玄関門を開けるところから、この家の物語が始まる
重厚な門を抜けると、目の前に広がる庭とデッキ、そして数寄屋建築の建物。M様邸の外観は、門で隔てられているため、道路から中を伺うことができません。訪問されたご友人は門を抜け、玄関に入ると「旅館みたい!」と喜んでくれるそう。さらに、北欧テイストがプラスされたリビングに入ると、「ここは全然違う!」と、2度目の驚きがあります。「私もちょっとワクワクしながら、友人を案内するんですよ。門を入ってからリビングまでが―つの物語みたいで。」と、奥様もご友人の反応を毎回楽しみにしているようです。

 

数寄屋のリノベーション_北欧テイストをプラス和風に北欧テイストを散りばめて
白っぽくて、木のぬくもりが感じられて、シンプルだけどお洒落で……。と、奥様の理想の家は北欧テイスト。老朽化した設備を取り換えるだけのリフォームではなく、北欧テイストをプラスしながらリノベーションしていきます。
和風の雰囲気が強く残る玄関を通って廊下を往くと、客間があります。全て和室だったこの家で、一ヶ所だけ畳を残した客間は、畳と襖を変えただけですが、黒の爛漫の襖を採用したことにより、がらりと印象が変わりました。古き良き、和の空間がお客様をお迎えします。
リビングは以前、小上がりの畳敷きに書院といった純和風の空間に壁付きのキッチンがありました。まず不要な柱を取り、梁補強を施し、M様ご希望の広いワンフロアのLDKに。格天井を残しオークで統一した空間に、北欧の名作、PH50やYチェアを合わせました。ダイニングテーブルやテ レビボード、ローテーブルなどは、空間に合わせて全て大工が製作しています。既存の和の良さを活かしながら、北欧テイスト を散りばめた、和モダンの空間に生まれ変わりました。

 

数寄屋のリノベーション_式台飾り

飾ることを楽しみながら暮らす
客間の床の間を始め、M様邸には様々なお花が飾られています。「床の間の飾り方は、勉強中なんです。ルールもあるので難しくて。お花ひとつ飾るのも、お花屋さんに相談したりして。そんな風に自分でも和に歩み寄りながら暮らしています。」と奥様。以前は、和風が苦手だったというのが信じられないくらい、今では和の設えを飾ることを楽しんでおられました。
きれいに飾られているだけでなく、すっきりと片付けられた室内には、秘密がありました。
「リビング脇にある、クロークもこだわりの―つです。雑多なものが全てそこに収まるので、お客様が来た時など、ぱっと隠せて便利です。」
これから、この家で初めての冬を迎えるM様ご家族。「冬は何を飾ろうかな。」と、楽しそうに話す奥様。四季の移ろいを感じながら暮らしを彩り、楽しみながら暮らすご家族の笑顔が想像できました。

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