プライベート

かなり古い様式

こんにちは。

皆様、猛暑日が続きますがお元気にしていらっしゃいますか?

 

こんにちは。
営業部の相田です。

 
今回は断熱とエアコンのお話を・・
 

唐突ですが、写真は私が釣りで使っているホームセンターで2,000円位で購入したクーラーボックス

  

容量が小さいけれど持ち運び安さ重視で使っていました。
 
ただ、大物の魚が釣れたり、思いのほか大漁だったりすると大きいのが欲しいなと思ったりします。
  
それと、猛暑の中では、このクーラーボックスの保冷能力に少し不安がありますので新しいものを購入しようかと考えだした今日この頃です。
 
 
  
  
  
ネットでクーラーボックスを調べると、保冷能力比較をしている面白いサイトがたくさんあり、2千円くらいの安いものから、高いものですと7万円を超えるようなクーラーボックスで比較実験検証した結果がアップされています。

個人の方のサイトでは比較方法に若干の疑問はあったりするのがあるものの、端的に言うと金額差は「容量」と「保冷能力」=断熱方法で生じるようです。

保冷能力が一番優れて高額なのは『真空断熱パネル』、その次が『発泡ウレタン』、安くて身近なのが『発泡スチロール』とのこと、、

娘の魔法瓶(真空二重構造)の水筒は朝入れた氷が夜まで残っていることを考えると真空タイプが最強なのは納得できます。
  

そこで、気になってmyクーラーボックスを分解してみると・・

発泡スチロールで薄め?? なのが出てきました。。
 
釣場までの往復時間を含めると12時間くらい保冷したいこともあり、最近は不安もあって大量の氷を詰め込んで出かけます。(重すぎて持ち運びやすさゼロ・・)

   
さて、冒頭でなぜこんな話をしたかというと、クーラーボックスと氷の関係が、家とエアコンの関係に似ているところがあるなと思ったからです。
   
クーラーボックスの場合、より保冷をしたければ
 ①氷を増やす 
 ②クーラーボックスの容量を減らす 
 ③保冷能力の高い(≒外気の影響を受けにくい)クーラーボックスを選ぶ
   
家の場合、エアコンの効きを良くしたければ
 ①高出力のエアコンにする若しくは設定温度を下げる
 ②吹き抜けやリビングの広さを見直したり、個室を小さくする 
 ③断熱性能の高い家で建てる
   
家の
③に関しては高気密高断熱の一歩先を行く性能の家づくりを平成建設は行っておりますので是非お近くのショールームへお声がけください。
   
②については微妙な選択肢ですね・・・(私のクーラーボックスのように何かストレスが生じそう)
    
暑がりや寒がりだからといって安易にしては良くないのが①の必要以上の高出力のエアコンにしたり、設定温度を下げるでしょうか・・・
クーラーボックスが少ない氷で保冷状態が長持ちして欲しいのと一緒で、エアコンは力任せにではなく、家計にやさしいく省エネでありながら快適さを維持できるものが望ましいですよね。

     
   
   
     
そこで悩ましいのが本題の『部屋にあった適正なエアコン』のお話
   
以前に自宅のエアコンの購入を考えて家電量販店に出かけたら、商品説明カードに『畳数目安 冷房 木造6帖・鉄筋9畳』 とかいう表示
   
平成建設では鉄筋コンクリート(賃貸マンションも含め)も木造も両方を施工するけど、木造がそんなに悪く表記されることが理解できない・・
   
   

会社にある各社のパンフレットで目安の算出根拠を確認しますが詳しく載っていないし、目安の条件も会社によって違ったりします。
      例えば⇩

確かにお住まいの条件(最上階や角部屋若しくは中部屋、窓の大きさや数、日当たりなどの外的要因) により変わる ので冷暖房負荷計算が必要なのは理解できます。
ただそもそも木造住宅はどのくらいの性能として目安を計算したの???
和室と洋室の差があるの???
   
ここで各社のエアコンカタログに算出根拠の表記が無いので行き詰ってネット検索すると

         ⇩

  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO19460320R30C17A7000000/

情報引用元:日経新聞社 日経ホームビルダー2017年8月7日掲載記事 
間違いだらけのエアコン選び 「過大能力」避ける常識
松尾和也 松尾設計室代表

【引用】
[畳数表示は1964年に制定されてから一度も変わっていません。しかも、当時の「無断熱住宅」に合わせて表示されているのです。 ]
   

  

56年前の設定、、、、   
そうだとしたら畳数の目安の部分はあまり参考にならなそうだし木造が鉄筋(コンクリート)に劣るという表記も納得ができます。 
  
   
※ちなみに私の購入比較検討時、消費電力量や出力、省エネ性能の表記は有益でした
 
今建てられる住宅の断熱性能が建築会社によってかなり違うのは事実です。
そこで建築会社としては、適正なエアコンのアドバイスを冷暖房負荷計算をした上でしたいところですが、難しいのは「家電メーカーの表示を無視しても大丈夫ですよ」ということなんだと思います。
  
家電量販店には築30年の家にエアコンをつけたいお客様もいらっしゃるので表示の便宜上、事細かくは難しいのは理解しますがさすがに古すぎます。適正畳数の目安がもう少し時代に即する「新しい様式」で表現されるようになることを願ってやみません。

  

尚、今回ネット検索を「冷暖房負荷計算」のワードでしていましたら、簡単に部屋にあったエアコンがわかるサイトがあったりしました。
ご興味がある方は一度検索してみてください。
 
また、弊社には家やエアコンの性能に詳しい設計士もおりますので、家づくりを是非ご相談ください。

  

最後に沼津市上香貫でルームエアコン1台で家の隅々まで全館空調をするオープンハウスのご見学が可能です。
この夏だがらこそ快適さや家の性能を実感いただけます。
 
数値だででは無く是非ご体感いただきたいと思います。ご予約をお待ちしております。

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