
現場の作業は多種多様で、重機操作から足場組み、土工事、型枠加工、配筋、コンクリート打設などなど、「一人で何でもできるマルチプレイヤー」であることが求められますが、同時にそれは大きなやりがいにも繋がります。
なぜ工務職を選んだのか尋ねると、職人たちは笑って答えてくれました。
「建築に興味を持ちだした頃は、設計をやることしか考えてなかった。確かに図面を描くのは楽しかったけど、でも、それは実際に建物を造っているというのとは違うんじゃないかと思った。……まあ、ただの屁理屈で、『大阪城造ったん誰?』『豊臣秀吉』『違うでー、大工やでー』みたいな感じだけど」
「子供のころ、カラフルな作業着で重機に乗って、屋根より高いところに登り、次々と家を建てていくオッサンたちがとにかくカッコよかった。就職する時期になって『やりたい仕事』なんかを毎日考えてると、パっと、子供の頃見たニッカをはいたヒーローを思い出した」
「大卒で職人? 笑いたかったら笑えばいい。この会社で職人をバカにする社員は一人もいないし、自分自身そんな事を気にしたこともない。この職にプライドをかけてる。工務部なくして平成建設はない」
高所での作業をする足場を組み、工事終了と共に撤去する。
工務の仕事はどれも、密度の高いチームワークが求められる。
鉄筋の加工も自社内の加工場で行う。加工した鉄筋は現場に運び、図面通りに配筋する。
配筋後には改めて検査を行う。
コンクリートを流し込むための型枠を組み、適正な質と強度を確保したコンクリートを均一に流し込み、ならす。
